エタップドツールに持って行くべきもの
エタップは世界で最も大きな自転車イベントの一つ。前日にはゼッケンをもらいにイベント会場に行く。もちろんそこには物販の店もあるが、ぜひ日本から持って行くべきものを3つ、経験から紹介したい。
チューブ
「当たり前」とも思うが、ここは「あえて多めに3つくらい」持って行くことをお勧めする。なぜなら、エタップに参加すると、前日や前々日にきっと試走したくなる。もちろんそうなるはずだ。パンクというものは、前触れもなく突然やってくることもある。かくいう自分がそうだ。前日の試走でパンクした。久しぶりのパンクがフランス。初めてのディスクブレーキのパンクがフランスとなった。
ゼッケン受け取りのイベントまでにチューブを使ったのであればまだいい。もし、その後にパンクすると、もうチューブを入手するのは難しい。エタップが開催される場所は割と山間の街であり、自転車のパーツを売ってる店を見つけるのも大変だ。心の余裕のためにも、チューブは多めに、をお勧めする。エナジージェル
これは食べ慣れたものを、ということだ。せっかくなら現地のものを、という気持ちも分かるし、実際ステーションにたくさんのエナジージェルやエナジーバーがあるので食べてみるのもいい。しかしながら、行って分かったが、日本で売っているエナジージェルはおいしい上、エネルギー効率が良く、小さいのにカロリーが高い。たくさん持って走るのに、嵩張るのはイマイチだ。
使わなければまた日本に持って帰れば良い。ぜひ、とにかく多めに持って行くことをお勧めする。なお、自分はメダリストのアミノ酸とMagonを愛飲している。最近ではActivikeのエナジージェルもさらりとしておいしい。作ってるのはMagonと同じ会社とのことなので、品質も高いだろう。
なお、ドリンクボトルは嵩張るが大容量のものがいい。とにかく暑いから飲み物は重要だ。自分は750mmのものを持参した。これは役に立った。ライト
これはイベント中は必要ではない。日も長い。しかしながら、ホテルがスタート地点の近くの場合、ゴール地点からスタート地点までバスで移動することになる。すると、周囲が真っ暗になることも珍しくない。フランスの山間の街は街灯が少なく、はっきり言って暗い。サングラスも危険だ。
しかしながら車は結構多い。慣れない場所の夜のライドは正直怖い。必ずライトを持参して安全に走ってほしい。なお、ゴール地点で受け取れるように荷物を預けることもできる。ぜひ活用してほしい。
なお、CO2ボンベは飛行機に持ち込みできる(預け入れはNG。リチウム電池もNGなのでDi2ユーザーは要注意)。エタップはきついコースで、しかも暑い。コンディションを整えてぜひ楽しく走ってきてください!