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インターネットという泥船

 何度も何度も書いてきたが、ネットは攻撃性が高い人たちの溜まり場である。  そんなことは言うまでもなく重々承知だし、それでも私はインターネットで人に頼ったり何か吐き出したり気を紛らわしたりしないと生きていけないのでネットを続けているわけだ。だから基本的にそういうネガティブな感情を言い合っている人たちはスルーするようにしていた。あんなの気にしてても何の得にもならないからね。  でも、最近本当にスルーできない…。あの底が見えないどこまでも黒い沼のような言い争いを見るとあてられてし

    • 汗をかく

       一週間くらい引きこもっていた。いつもは学校やら塾やらなんやらで毎日外に出ているが、ここのところ夏休みで塾の夏期講習も終わったので自室にこもっていた。  さすがに人間としてまずいのではないかと思い、今日はサイクリングをした。サイクリングって言ってもただの散歩みたいなものだ。近所の大通りを走って疲れたらUターンして戻る、それだけ。日はもうすっかり沈んでいて夜だった。大通りの夜は良い。信号が赤になった一瞬、すべての車が停止して、音が消えてまったくなくなるのだ。その一瞬が奇跡のよう

      • インターネットと社会

         インターネット、やめたとか三月くらいに言っておいて全然やっている。  最近はもはや諦めている。自分はどれだけ頑張ってもネット依存症、電子機器の奴隷なのだ。むしろインターネットをやめると辛いときに吐き出す場所がなくなってどうしようもなくなってしまうとわかった。結局、私のような人間にはインターネットをやめても幸せなことはなにもなかった。私が見たサイトにはインターネットやめたら幸せになれるって書いてあったのに!  インターネットは麻薬だ。われわれ人間は所詮群れて社会を形成してその

        • 私がそう決めたので今から冬です。

           夏、嫌すぎ!!!!!!!!!!!  シンプルに楽しいことが何もないぜ。今週塾の夏期講習で毎日新宿に行っていたのだけれど、焼けて死ぬかと思った。駅を出た途端ムワッと空気が押し寄せてくるのが本当に堪らなくてきつい。このままだと生きていけない。  お前らもそうだろ?  ということで、今から冬です。私が決めたので。  冬にやるべきことは何か。まずは、部屋の温度をガンガンに下げる。といっても私は冷房のひんやりした風がとても苦手なのでそんなにはやらないぜ。冬は家の中ではぬくぬくしてる

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        • scenery
          4本

        記事

          不条理な現実 文化祭が来てほしくない

           わりと死にかけている。  でも誰かに聞いてほしいとかじゃないからインターネットに静かにこの文章を流します。  部活。合唱部。今の指揮者が話を聞かず突っ走るタイプの人間で、心労は尽きない。この前は指揮が下手すぎて苦言を呈した子に対して練習中なのにキレていた。最悪。指揮も指導も下手なのに自分がすべて正しいと本気で思っていて、他人の話をまったく聞かないのでどうにもならない。プロの指揮者を目指している友達に相談したら、「指揮者向いてなさすぎる」「ダメな要素コンプリートしてるね」と言

          不条理な現実 文化祭が来てほしくない

          Wanna be

           最近、頭がいい人の話を聞く機会があった。そういう機会は割とあるから慣れていたのだけれど、その人は特に話術がすごくてびっくりした。自分の発言に説得力をもたせるのがすごく巧かった。  調べたら、全国各地でそのような講演をして暮らしているらしい。講演家、というわけだ。話のうまい人はすごい。私なんかは文字しか打てなくて、話すのは大好きなんだけどまとまって喋ることができない。思いついたことを思いついた時に言うから、順序だてて話せないのだ。「それってどういうこと?」「いつの話?」と何回

          漫画、難しすぎるだろ

           人生で初めて漫画を描こうとしてみた。  といってもそんなに大層なものではない。数ページの二次創作漫画。ネットによくある、らくがきの延長線みたいなやつだ。  ここにいろいろ書いているのだが、最近本当に16bitセンセーションというアニメのことしか考えられなくなっていた。こんなにどっぷり一つの作品にハマるのは久しぶり。ずっとインターネットオタク女をやってきているけど、ここ一年はあまり心にダイレクトアタックするようなものがなかった。なのにある日突然このアニメに脳を焼かれてしまっ

          漫画、難しすぎるだろ

          近況報告 物欲が増えた

           最近メンタルがとっても安定している。ありがたいことだ。私は生理前にクソゴミカスメンブレを起こすのだけれど、今はその時期ではないし、幸せってこういうことか…という気持ちだ。  あんまり我慢しなくなったと思う。キショいことはキショいなと思えるし、伝える必要があればちゃんと言える。ここのところは親と価値観が合わなさすぎて辛かったのだけれど、もうかなり吹っ切れた。嫌なことは嫌だと言った。それ以上はもうどうしようもないし知らない。なにか言われても無視するのみだ。どうせ家を出るまでは同

          近況報告 物欲が増えた

          「死にたい」という友だち

           私はメンヘラだ。あんまり自分で考えたくないけれど、世間一般的に見たら絶対そう。だから同じメンヘラに同調できてしまう。心を病んでいる友だちの話を表面上平気な顔で相槌を打ててしまう。それでどんどん心の深部まで聞いてしまう。  で、私や彼女たちがよく言うのが「死にたい」だ。本気だけれど、本気で死ぬ気ではない。死にたいけど、心の別の部分ではまだ死ねないと思っているのだ。わかるよ。本当にわかる。  一度、友達の相談にずっと乗っていたら病んでしまったことがある。おそらく相性が良くなかっ

          「死にたい」という友だち

          幸福と不幸の禅問答

           幸せだろうか。  あなたは? どうやらぼんやりとインターネットの海を流れているようだけれど、幸せかな?  わたしは? どうやら薄っぺらい機械の板を叩いてなにかつくっているようだけれど、幸せかな?  幸せの反対ってなに? 不幸なことかな。悲しいことかな。死にたくなることかな。  いまはどれでもないみたいだね。不幸と幸せの中間かぁ。満足できない?でも人生ってそんなもんだよ、きっと。  不幸って人間の強い衝動だと思う。人間は幸福でいられないことに耐えがたい苦しみを感じる。その衝動

          幸福と不幸の禅問答

          学歴で得られる幸せと今得たい幸せ

           私はいままでずーっと勉強し続ける人生を行ってきた。  別に周りの同級生がみんなそうっていうわけではなかった。ただ、私の親が高学歴でどこかのいいお家出身で、いわゆる英才教育というやつだ。きっと私の親も幼少時代同じような人生を歩んでいるのでしょう。  でも、私はダメになってしまった。否、まだ完全にダメになってはいない。まだ学校も塾もやめていないからね。でも嫌になってしまった。その時点でもうダメだ。どっちに転んでも幸せな未来が見えないから。このまま嫌いな学校に通い続けてもつらいだ

          学歴で得られる幸せと今得たい幸せ

          夏が来てしまった

           夏だ。まぎれもなく夏。さすがにもう否定できない。夏至も過ぎたし。  何度も書いているけれど、私は冬が好きだ。今これから冬に一番遠い時期がやってくるのだと思うと本当に憂鬱。冬はもうあと半年くらいは私のそばにいてくれない。  夏は本当に嫌だ。じめじめして、アスファルトの照り返しがとても暑くて、満員電車では冷房ガンガンでも汗をかいて、学校に行って、蒸し暑い部室で部活をして、冷房が寒い塾でくしゃみしながら授業を受ける……嫌すぎる。  きっと夏は閉塞感があるからこんなにも嫌なのだ。じ

          夏が来てしまった

          車の後部座席からの卒業

           文章が書けない。  私には文章の才能なんてないのだろう。私には何の才能もないのだ。顔ダメ性格ダメ人望もダメ。ダメダメずくし。ずっと頑張ってきた絵だってうまくいかなくてやめてしまった。私には勉強しかない。どれだけ否定しようとして突っぱねていても、結局勉強しかできないし勉強をすることでしか社会に馴染めない。そういう人生だ。  「勉強」ってきもちわるい字だよね。勉強するという行為の話ではなくて、字を見ているとだんだん崩壊してくる。「勉」ってそもそも、勉強関連でしか使わない。勤勉、

          車の後部座席からの卒業

          2023年7月21日の日記

           昨日ぺこちゃんの重大告知配信を見ていて、マシュマロ返答パートにて「不二家ペコちゃんのおうちとのコラボ」の話をしていたので調べたところ明日まで。これは行くっきゃない!と銀座に飛びました。  突然ちゃんと下準備もせずキラキラ金持ち歩行者天国なイメージの銀座に来てしまったものですから、どうしようとなっていたけれど、案外抵抗なく挑めました。  それでもまだ心の準備ができていなかったのと暑かったので、とりあえず高架下らへんのドトールに入ります。当たり前のように新幹線が走っていて、あん

          2023年7月21日の日記

          playing the piano

           私はずっと孤独だった。なんでかなんてわからない。でもずっとそうだった。一人で生きていかなければならなかった。別に家庭に問題もないし、学校にも友達にも問題ない。  意味もなくピアノを叩いた。ショパンの軍隊ボロネーゼ。激しい曲だからちょうどよかった。ピアノって不思議。こんな身近に、音幅がこんなに広くて正確な音が必ず出る楽器がある。強弱もつけられるし、ペダルを踏めば音色を変えることだってできる。  私は常に感覚的だ。自分の感情とか状況とか理屈とかは何一つわからないし、そんなものは

          playing the piano

          学校に行きたくない!

           つらい。つらいです。  冷や汗が止まらない。ただの汗かもしれない。深呼吸をしているけれど、逆にひどくなっている気がする。  学校に行きたくない。さっきまで普通にしていたのに、明日からまた学校だと気づいたら急にダメになってしまって今に至る。本当に無理だ。駄目だ。何もできない。社会のカス。  当たり前のことのはずだ。家を出て、電車に乗って、学校に行く。机に向かって授業を受けて、昼飯を食べて、家に帰る。それだけの作業だ。いままで10年間くらいそれを繰り返してきたはずだ。ズル休みを

          学校に行きたくない!