見出し画像

かみ合わない人

去年の11月に2回インターネット回線が故障した。そこから修理と交換をしたのだが、どうやら古いタイプの通信方法だったと判明した。修理に来てくれたサービスマンの対応がとても良かったので、相談してみると知り合いの営業担当がいるのでご紹介しますとの事だった。

このサービスマンが紹介してくれる人ならば大丈夫だろう

そう思いお願いしたのだが、ここで私は思い知ることとなった。

良いサービスマンが必ずしも良い営業を紹介する訳ではないということを

紹介されてた営業担当の人とは、最初の電話から何となく違和感を感じていたのだけど、ある出来事で全く話がかみ合わないことが分かった。それは、こちらの話を全く聞かず一方的に話を進めてくるのだ。あまりにも話を聞かないので、一言言ってしまった。

「ちょっと、私の話を聞いてくれますか?」

それでも、話すペースが変わらないので、私は今後の連絡はメールにする旨を伝えた。電話だと言った言わないがあるが、メールにすることでそれを予防したのだ。この経緯を相棒は聞いていた。営業担当と話す時は、必ずスピーカーにして経緯を聞いてもらっていたのだが、相棒もズバリ言ってくれた。

「全くと言っていいほど、会話がかみ合ってないね」

「間違っているかな?」

「いや、客観的に営業担当が一方的すぎるし、そもそも理解してないと思うよ」

「だよね」

その後、メールでやり取りが進み、新しい回線へと工事が決まり当日を迎えると、工事は別会社の人が来たのだが、確認してみると電話回線が一つ足りないことに気づく。工事担当者から営業担当へ連絡して話していると、何故か工事担当者が不機嫌な雰囲気をかもしだしていた。もしかして、私が感じた違和感を彼も感じているのかもしれないと思った。

その後、営業担当から電話があったのでスピーカーで話して終わると、そこにいた工事担当者がボソッと言った。

「あの営業担当さん全く書類も見てないですよ。電話回線複数は複数って表記ありますから」

「全く、話がかみ合わないですよ。人の話聞かないし・・・」

「やっぱり・・・」

電話では、ずっと謝っていたのだが、謝るよりも今後の対応を決めたいと言うと、驚くべき回答が来た。

「もし、ダメだったら全部破棄して無いことにしても良いですよ」

「え?」

「いや、元々古い回線だから変更したほうが良いって、そちらが勧めたのでは?」

「でも・・・」

「急がないので、もう一回仕切り直しましょう」


その後、金額と日程についてメールのやり取りをした。金額は折り合いがついたので、工事日を希望した。

「急がないので、水曜日、木曜日で調整お願いします」

とメールすると翌週に回答が来た。

「1月末の金曜日でどうでしょうか?」

だめだこりゃ

やっぱり、かみ合わない人とは、どこまでいってもかみ合わないものだ

世の中には、いろいろな人がいるもんだなぁ




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?