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マカロン少年体験記〜ファミレス編〜第9話

こちらは調理をすることが好きな高校1年生男子マカロンのファミリーレストランでの接客アルバイト体験記。マカロンとその仲間たちのお話です。

<登場人物>
マカロン   ホールスタッフ
さくらもち  ホールスタッフ マカロンのクラスメイト
カステラ   ホールスタッフ 機械音痴なパート主婦

ファミリーレストランには、通常メニューとは別に季節限定メニューがあります。
その時は、店の外からも目立つようにしたり、お客様を席にご案内した時におすすめめします。
テレビCMを見てそれを目当てに来られる方もいらっしゃいます。
スタッフもトレーニングしていますし、注文を取るハンディーやレジの画面にもそのメニューが新しく入っています。

ホールスタッフの主婦カステラは、季節限定メニューがレジのどこにあるのかわからなかったので、さくらもちに聞きました。

さくらもちは画面をタップしながら
「次のページにありますよ。ここの画面になかったら、次のページとか見てみるといいですよ。」と言いましたら、カステラに
「次のページとか勝手に押して壊れたらどうするの?」と言われます。
さくらもちは、内心「えっ?」と思いますが
「壊れませんよ。大丈夫です。と言いました。
「スマホ使えるなら大丈夫ですよ。」
カステラはスマホを使いこなせていませんでした。

季節限定メニューは慣れた頃終わります。
カステラはいつも季節限定メニューに振り回されていました。

マカロンは、夏休みの間、学校の友達と一緒に調理の専門学校のオープンキャンパスへいくつか行きました。

お菓子作りや魚を捌いたり、色々と体験させてもらいました。
専門学校の生徒さんのコック帽がとてもカッコよく見えました。
学校のパンフレットも、特に製菓の写真はそのまま飾りたいくらいとてもキレイでした。
またパンフレットには、卒業生の人たちがホテルのシェフとして働く姿や、外国で修行して帰っきて活躍している写真も載っていました。

大学のオープンキャンパスにも行きました。

自分の行きたい道に進むには、宿題など提出物も期限までにきちんと出さないといけない「頑張ろう!」と思ったマカロンでした。
                        〜つづく〜

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