スーパーアイドル藤嶌果歩
以前新幹線に乗った時、隣の座席に女子中学生が座っていた。
女子中学生が座っていること自体は女子中学生が座っているということ以上に何もないのだが、注目すべきはその机に乗っているものだった。
女子中学生の机には
「カルピス」「じゃがりこサラダ味」「少女漫画原作小説」
が乗っていた。
「女子中学生すぎる」
私はそう思った。
女子中学生なのだから女子中学生であることに「すぎる」もクソもない。
ただ、あまりにも「カルピス」「じゃがりこサラダ味」「少女漫画原作小説」の3点は女子中学生すぎた。そう感じた。
まあ、それ以上情報が増えることもなく、目的駅まで私は運ばれた。
リニアが通ったら「速すぎる」と思うのだろうか。
さて、
私はふと「アイドルすぎる」と藤嶌果歩に感じることがある。
「アイドル」という定義が広がる今、「アイドルすぎる」とは何なのか「女子中学生すぎる」以上に分からないのだが、藤嶌果歩に「アイドル」を感じるのだ。
おそらく、いわゆる世間一般がもつ「女性アイドルグループ」のイメージや私が幼少期から積み上げてきた「女性アイドルグループ」のイメージをギュっと集めたものを藤嶌果歩に私が勝手に感じているのかなと思っている。
「日向坂46」や「坂道グループ」という枠組みではなく「女性アイドルグループ」の「象徴」(?)を感じているのかな…?
あくまでライブ中やパフォーマンス中の話だし、私もはっきり掴めていない。
でも、間違いなく藤嶌果歩は「スーパーアイドル」だと思っている。
これからも「スーパーアイドル」であってほしい。
きっとこれからも「スーパーアイドル」だと思う。
そんなことをふと思っていると時間が「過ぎた」