Foundations of Esoterism: Lecture 17

R.シュタイナー
オカルティズム(エソテリズム)ではこの3つを区分する。

1.手による活動 カルマのもととなる
2.スピーチ グループカルマのもととなる
3.思考 新しい地球の土台作り

私たちの言葉はアカーシャに記憶され、それに影響を受けている。
言霊と言われるものだ。

さて、思考について考えてみよう。私たちの思考の裏には精霊が存在する。思考が魂を通る時、その印象は高次の霊が足跡を残す。泥に足跡を残すように、そのイメージとそれが反映されたカウンター・イメージは密接な関係だ。シール(封印)とシーリングワックスのようなものであり、思考が高次のシーリングワックス。なぜなら私たちの思考はその高次の物質と同じもので出来ているからだ。

私たちが足跡を残すと、そのカウンター・イメージが出来る。つまりそれも私たちの思考なのだ。高次の世界では常に思考のカウンター・イメージが存在するのだ。

例えばヨハネの黙示録では「封印」という表現が出てくるが、これは現実と関係している。高次の存在がこの印象に取り組んでいるのだ。このカウンター・イメージをImagination(想像)と呼ぶ。そして3つのレベルの思考がある: 直観、想像、抽象的思考

想像はイメージ(映像)を見せる。はじめはぼんやりとしたものだが、理解してくるとはっきりした映像が思い浮かんでくる。これは高次のステージに到達していることを意味し、新しい知覚の種類でもある。更にこれが直観と繋がっている場合、ニルバーナからの創造だ。

抽象的思考から存在するコピーを作り、想像から形あるものを生み出す。想像は隠れた高次の存在と繋がっており、アストラルの階層でやり取りをする。必要なのは抽象的な言葉ではなく映像である。

さて今度は宇宙全体を見てみよう。地球、太陽、月、星、天の川銀河…。そのうしろには宇宙の霊が存在する。それは私たちの言霊と同じ霊で私たちの活動を司っている。キリスト教ではこれをthe Father、又は、Unknown God、神智学ではFirst Logosと呼ばれる。

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