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仕事は下拵えでスムーズに

連休最後の日は、着付けで使うお針箱を整理しました。

今使っている糸が絡まりやすくて仕事にならないことと、目がかすんで糸を針穴に通すのが辛いという2つのお悩みを解消です。
これまでは目が見えないことは、細かいものを見ないことでスルーしてきましたが、もう眼鏡なしでは針穴がどこにあるか認識できず、当てずっぽうというわけにもいきません。
仕立てた眼鏡もあるのですが、着付けの仕事に私物を持ち込むと荷物になって邪魔なので、潔く専用のものを用意しました。

針には長短の糸を通しておきます。
下拵えしておくと、仕事がスムーズですから。
忘れてはいけないのが、先方で出た糸屑をさっと片付けられるようにすること。写真では、蓋と一体になった空き缶に、一まわり小さな空き缶。入れています。この蓋を反対にしてトレイのように置いて蓋をします。
このトレイに糸屑を入れると、持ち帰った後にさっと屑籠に捨てられ、そのタイミングに糸を通しておける、という段取りです。

初めて勤めた美容室で教わったことがあって、お店の中を移動するときにもただ歩かずに、やれることはやりながら歩く、というものでした。今はもうそんなに四方八方に意識を張り巡らせる仕事はできませんが、少しでも段取り良くしておけばその分お客さまの貴重な時間を無駄にせずに済みます。

私の先生はとにかく仕事が正確で早くて美しいので、私も先生のような技術者に近づけるよう日々精進していきます。

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