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【あつ森から学ぶ生物の話!】雨が降ったら現れる、あの「カタツムリ」の正体は!?

でーんでんむーっしむーしーかーたつーむーりー。おーまえーのーめーだまーはーどーこにーあーるー。つのだせ、やりだせ。めっだっまーだせー。

・・・でんでん虫の顔の突起物って、角なのか目なのか、まさか槍なのか。今日は調べてみたいと思いました。w

フータ先生の解説

カタツムリは、ムシではありません そうですそうです、貝の仲間ですよね
殻があるのが カタツムリ ないのが ナメクジと思いがちですが、実は まったく別の 生き物なんです
カタツムリは 産まれたときから 殻を背負っていて、取り外せません ヤドカリのようには いかないんですね
そのかわり、カタツムリの 成長に合わせて 殻も ドンドン 大きくなります
つまり、殻も生きてる ということですね うう、ムシじゃないケド、キモチワルイ・・・

なるほど、カタツムリはムシじゃないんだ。


カタツムリは貝です

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貝です。以上。・・・実は、カタツムリという虫は存在していませんし、カタツムリ属とかいう分類もありません。じゃあ「カタツムリ」って何なのか?それは・・・ただの日常会話の一つなんですって。

分類は無いけど一応の分け方としては、背骨の有無で無脊椎動物と分類され、その中でも体が柔らかいことから軟体動物とされます。イカやタコ(昔に殻を捨てた生き物なのだそう)や、貝類も、そしてカタツムリも軟体動物に含まれます。

カタツムリというと、渦巻き状で円形の殻を持っていて、地面を這う生物だと皆さん思っていると思います。カタツムリに非常に近い生物だと「マイマイ」や「タニシ」というのがいますよね。いやいや、タニシとカタツムリは違うじゃろ~と思われるかもしれませんが、タニシの種類にもカタツムリ同様の殻で地面を這うものや、マイマイの種類でタニシのように細長い殻を背負って水中に生きる種類も居るのです。

カタツムリと一重に呼んでいても、その実態はマイマイだったりタニシだったり、もしくは他の本物の貝だった!なんてことも不思議じゃありませんよ。

・・・そんな魅惑の生物を、私たちはひとえに「カタツムリ」と呼んで親しんでいるんです。すごいことだと思いませんか、これ。


カタツムリにはカルシウムが必須

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カタツムリはヤドカリのように、殻から身を脱出させることはありません。殻の中はどうなってるんだろう?と一度は思ったことがあるかもしれませんが、殻は強い筋肉によって体と密着しているので、簡単に外れるような代物ではありあません。しかもその中身は普通に内蔵なので開いて見るのはお勧めしませんよ。

カタツムリは生まれながらに殻を持ち、殻ごと大きくなっていく生物です。その殻が何からできているかというと、私たちの骨を作っているカルシウムなんです。

その為、カタツムリは石灰岩が豊富な地域で生息していることが多く、カルシウムが豊富な石灰岩を食べるのです。又は流されたサンゴ礁が散らばっている森などでも、カタツムリを沢山見られることもあるのだそう。なのでカタツムリを飼育する際には、カルシウム用に貝殻を一緒に入れてあげたりするのだと昔の友人が言っておりました。


角なのか目玉なのか、はたまた槍なのか

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私が記憶しているカタツムリは、目だと思われる角が二本。その下に短めの突起が二本あったと思われます。そんな対になっている四本の突起には、それぞれ役割がちゃんとありました。

まず一見、目のように見える大きな突起(大触角)はもちろん目でした。しかしそれは先端が目であるだけで、重要なのはその大触角を揺らして進むことで周りの障害物を感知しているという事です。カタツムリの触角が障害物にぶつかった時や、私たちが指で突いた時なんかは、ピュッと引っ込みますよね。見えていたら当たりませんよね。目は実は物を見ることは出来なくて、光の明暗を感知するためにあるみたいです。

その下の小さ目の突起(小突起)は、鼻や口の役目をしています。ムシやサカナに味覚があるというのを、調べていて時々発見するのですが未だに驚いてしまいます。でも味覚だって危険察知の重要な手がかりですもんね。


カタツムリについては、まだまだ驚きの情報がいっぱいありました。。。寄生虫とかもヤバイよね。

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