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【あつ森から学ぶ生物の話!】タツノオトシゴって一体なんだ?とっても縁起が良いらしい!

こんにちは、いよいよ台風が来ました。今年も「今までにない」連発で心配になりますね。。皆さんも備えあれば憂いなし。台風に備えて防災用品揃えておきましょう。

さて、あつ森でお金を稼ぐために助かったのがこのおサカナ。「タツノオトシゴ」です。タツノオトシゴってサカナですか?幼い私は、タツノオトシゴってサンゴから生まれるものだと思っていました・・・w


フータ先生の解説

タツノオトシゴはですね、とても不思議な形の 生き物ですが まぎれもなく サカナの仲間です
サカナなのですが 泳ぐのはとても遅く、流れが強いと 簡単に流されてしまうので しっぽで海草につかまって しのいだりします
英語名は シー・ホース(海の馬)ですが 完全に肉食で、プランクトンや 小魚などを 突き出た口で 吸いこんで食べます


タツノオトシゴってサカナですよ!

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タツノオトシゴの分類は、条鰭綱トゲウオ目ヨウジウオ亜目ヨウジウオ科タツノオトシゴ亜科タツノオトシゴ属です。条鰭綱では、ほとんどのサカナらしいサカナが所属していますが、トゲウオ目という分類で、タツノオトシゴのあの独特な姿をしているサカナに分けられています。

たいへん変わった形をしているタツノオトシゴですが、ちゃんとサカナだという証拠があります。まず、背中に背びれがあります。タツノオトシゴは尾びれの代わりに、この背びれで水を掻いて泳ぎます。尾びれはしっぽのようになっていて、水草などを掴んで水流で流されないようにします。それから極小ですが胸びれもあります。胸びれで舵をとっているというのもありましたが、本当かどうか・・・疑う程の小ささでした。

タツノオトシゴは縦型で水中にいるので変だなぁと思いますが、左へ90度回転させれば、背びれが上になってサカナに見え・・・るかしら?( 一一)


タツノオトシゴはオスが妊娠する!?

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タツノオトシゴが変わっているのは形だけでなく、その繁殖がこれまた変わっています。タツノオトシゴは、実はメスではなく、オスが子供を育てるので「オスが妊娠する」なんて言われるんですって。

タツノオトシゴのオスは「育児嚢(いくじのう)」というお腹の袋を持っています。見た目でもお腹が膨らんでいるのが分かるので、卵持ってるのかな?メスなのかな?と思ってしまいそうですが、メスにはこの育児嚢がありません。お腹が大きなタツノオトシゴは、実はオスであると見分けがつきます。

オスからの求愛の末、カップリングが成功すると、メスはこのオスの育児嚢の中に卵を産みます。そしたらオスは育児嚢の口を閉じ、揺さぶってシャッフル。育児嚢の中で卵と精子の受精をさせるのだそう。それからオスは育児嚢の中で卵が孵化するまで守り、孵化した赤ちゃんを育児嚢から飛び出させるんだそうです。(出産と呼んでいいのかしら・・・)


タツノオトシゴはとても縁起が良い

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タツノオトシゴは龍の化身だと言われたりします。漢字で「竜の落とし子」とされるのもこの由縁です。ドラゴンは幸運をもたらすと言われていますし、不死身的な伝説からタツノオトシゴも、幸せのシンボルだったり長寿の象徴だったりするそうですよ。

また、タツノオトシゴの子育ての様子から、夫婦円満や安産祈願などの縁起も良いのだとか。日本では安産のお守りとして、タツノオトシゴの干物を妊婦に持ち歩かせる風習があるのだそうな。


どこでそんなもん売ってんだと思って調べてみたらさ・・・メルカリでも購入できそうでした。わ、私も買った方が良いのかな・・・

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