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【あつ森から学ぶ生物の話!】タマムシと言えば綺麗なムシ!!でも、そうじゃないタマムシだっているんだよ。。。

調べたいムシや魚がたくさん居て埋もれてしまっていた!気が付けば、こいつは8月いっぱいで捕れなくなるらしいじゃないか!今日は「タマムシ」のお話です。皆さん、タマムシはもう捕まえられましたか?


フータ先生の解説

タマムシは、緑色の光沢に 赤いラインが きらりと輝く、とても美しいムシですね
このムシが持つ 金属光沢の羽は ひときわ あでやかなため、工芸品などにも 使われてきました
確かに キレイなのは わかりますが、わたくしにとって ムシはムシ・・・ ああ、キモチワルイ・・・

どうでも良いんですが「タマムシ」って検索した途端に出てくるyoutubeのサムネイルで、タマムシだらけの画像がありましてゾワゾワしました・・・。ムシはムシ。私もこの瞬間、同感致しました・・・ゾゾゾ。


タマムシは綺麗なムシ!…なのは1種類

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日本では割と有名なムシだとは思いますが、私は実際に見た事があったか無かったか・・・ちょっとはっきりしません。昼間に行動するムシではありますが、エノキやケヤキなどの高いところを飛んでいるらしいので、普段お目にかかるのは難しいとのことです。

タマムシは、コウチュウ目カブトムシ亜目タマムシ上科に分類されるムシの総称で、日本でメジャーになっているのは「ヤマトタマムシ」という種類です。他のたくさんのタマムシの種類はみんな見た目が違っていて、全くタマムシとは思えないほど地味なものが多いです。総称って言っておきながら、タマムシらしいタマムシってそのヤマトタマムシただ1種なので、「あいつだけ特別扱いされてよぉ・・・」って妬まれてないか心配になるレベルですw


美しい羽の構造

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タマムシの羽の色は、何色とも言い難い美しい色をしていますよね。実はその色というのは、タマムシの羽に虹色ちっくな色が付いているという訳ではないんです。

タマムシの羽はいくつもの透明な層で覆われていて、そこに光が当たることによって光が乱反射。光の角度によって緑や赤や青、様々な色を出すことが出来るんです。これを「構造色」と言います。これは、いわゆるCDと同じです。CDも光の反射で虹色に見えますよね。CD自体は虹色をしていないけどね。

こんなに派手な色をしていると敵に見つかってしまいそうなのですが、タマムシの天敵である鳥は、この構造色のように、色がチカチカ変化するものを避ける傾向があるそうです。考えてみれば、鳥避けに畑やベランダにCDを吊るしているのがありますよね、タマムシの羽もあんな綺麗で派手な見た目をしておいて、天敵にはしっかりと対策されているようです。


この構造色は他にも、モルフォチョウの羽や、オオゴマダラの金色のサナギにも使われています。ただただ綺麗なだけじゃないんだぞと、本当にムシの賢さがとても勉強になります!!

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