見出し画像

【あつ森から学ぶ生物の話】女王アリと働きアリの世界「アリ」はメスだらけ!!

カブって全然上がらないんですけど。おまじないとかありますか? なのでカブは腐らせて、アリんこを捕まえることにしました。あと、間違って食べてしまったら、スタミナが10回復したので、まじか!!! ってなりました。

フータ先生の解説

アリは とても小さなムシですが、集団行動が基本の 社会性のある生き物です
こどもを産めるのは 女王アリだけで 残りの 働きアリたちは、育児、巣の掃除、食料の運搬などの仕事を 分担しています
中には ほとんど働くことのない なまけモノの アリも いるらしいのですが
働きもののアリが 疲れたときは、代わりに 重い腰を あげるのだとか
なんだかんだ言っても 結局のところ、なまけたままでは いられないのですね・・・ ああ、セチガライ・・・

アリの巣は昔から大好きでして、最近キャンプした時も一人で眺めていました。・・・そしたら、でっかい羽付きアリが出て来て驚いたんです! それが女王アリだと知って胸熱!!


アリとハチは親戚同士

画像2

アリはハチ目ミツバチ上科アリ科に属するムシで、意外にもハチとは親戚なんです。しかしアリとハチの体の作りをよく見るとクビレがあって、頭・胸・お尻に分かれているのがお揃いなんです。

特に、胸とお尻のクビレは「腹柄節(ふくへいせつ)」と言って、とっても細くなっています。これは狭い巣でも動けるようにで、左右にひねることが出来るんですよ。この種類の特徴でもあります。

また、アリもハチも集団で行動し、役割分担で生活をする社交性昆虫なので、やっぱり似ているところが多いですね。


女王アリはオスメスを産み分けられる

画像4

アリと言えば、女王アリと働きアリがいますよね。女王アリは女王のとおりメスでして、卵を産む役割に専念します。働きアリとは、餌を運んだり幼虫の世話をするメスのアリのことです。そう、アリ社会は全員メスなんですよ。

実は女王アリは、オスが生まれる卵とメスが生まれる卵を産み分けることが出来ます。受精していない卵(無精卵)だとオスが生まれ、精子を含んだ卵(受精卵)だとメスになるんです。

女王アリはオスのアリと交尾をしたのち巣穴を作ってこもります。交尾をした時にオスの精子を体に溜めておくことが出来て、卵を産む際にその精子を使ってひたすらにメスの卵を産み続けるんです。

意外にも働きアリと女王アリの卵に違いは無く、働きアリによって普通の世話をされたメスは働きアリに。特別なエサなどを施して特別に世話をされたメスは、次の新女王アリになるんですって。

新女王アリが育つと、新女王アリは新しく巣を持つために巣立ちます。女王アリの世代交代はしません。また、同時期を迎えたオスのアリも飛び立ち、新しいコロニーをつくる為にそれぞれの役割を全うするんですねぇ。


アリの細かな役割分担

画像3

個人的に、アリを飼育している動画を見るのが好きでして、ちゃっかりチャンネル登録なんかして見ていますが、かなり勉強になりますよ。

同じ働きアリの中でも、一際体が大きなアリがいる場合があります。この大きな働きアリは、敵と対面する時には最先端で攻撃を行うんです。コロニーの用心棒的な存在ですね。

また、高年齢の働きアリが戦いの先端に立つのが、アリ界のオキテ?のようです。これはコロニーが絶滅しないための大事な作戦なんでしょう。もしかしたら、高年齢の働きアリの方が、長年の知恵を持っていて勝算が高いのかもしれません。


世界中にいるアリなだけに、世界中での工夫を凝らした生活がそれぞれあります。調べて見ると面白いアリと出会えるかもしれませんよ!今回はここまで!

画像1

おもしろい!知らなかった!!という方は💚を押してね!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?