オニグモは「毎晩、新しい巣を作る!」
(蜘蛛の写真一切無し)
「オニグモ」という蜘蛛を知っているかな?私はつい最近知ったのだが。
私の部屋では、夜眠るときに窓を開けっぱなしにして眠っている。もちろん網戸はしているから虫は入ってこない。心地いい涼風が入って来て、気持ちよく眠れるのだ。
その部屋は眠る時の部屋であって、普段夜の時間はリビングにいることが多く、灯りは常に消してある。しかし何か用があったか、ベッドで読書でもしている時に、ふと窓を見たのだが止めておくべきだった。
網戸には羽アリ?のような、細かい虫がびっちり。さらに、超細かい虫なんかは、網戸をすり抜けて微妙に入って来ている?!
そんな夜に初めて気付いたのだが、この光に集る虫を総捕りしている蜘蛛の巣があった。蜘蛛自体の大きさは5ミリくらいなので、まだ気持ち悪いの域に達していない。
これくらいならば、若干かわいらしい。
ここに巣を張るのは正解だなと思いながら昼、同じ窓を見てみると、蜘蛛の姿おろか、蜘蛛の巣自体も見当たらないではないか。
ただ偶然に見つけた蜘蛛だったのか?と思い過ごしたその夜見てみると、また窓のところに例の蜘蛛と、その巣が張られている。(あれ以降部屋の電気は付けないことに徹したので、虫総捕りではなさそう。)
調べると、詳しい名前は分からないが、たぶんオニグモの種類だろう。オニグモは夜行性で、夜に巣を張って虫を捕る。しかも、昼に見かけないのは、ただの留守ではない。
オニグモは、夜張った巣を朝までに自ら食べて無くし、昼間は暗いところで身を隠す。そしてまた、夜になる夕方ごろに新たらしい巣を張るらしい。そうすることで、自身の身を守れるのだとか。
実際、以降にせっせと巣を張るオニグモを見た。夕方ごろに忙しなく動いているところは珍しく、あれがおそらく巣を張る動作なのだろう。
私が良いなと感じたところは、明るい時間に蜘蛛を見なくて済むというところだ。私は蜘蛛が苦手というわけではないが、気持ち悪いとは感じる。
同じくらい、集る羽アリのような虫も気持ち悪いから、捕ってくれるとありがたいのは、ありがたい。
が、そんな私が見た5ミリのオニグモは、ほんの子供だった。夜マンションを出たら壁中に、1センチを超えていそうな親玉が、あっちでもそっちでも巣を張り巡らしていたわ。
キメェ・・・
ごめんね、オニグモベイビー。あれから少し大きくなったんじゃない?だって、エサ豊富だもんね。サヨナラベイビー。
おさらばしやした。
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