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【あつ森から学ぶ生物の話!】思ってたよりも金色!!「オオゴマダラ」サナギの写真をフリーサイトで入手できました!!!

優雅なチョウチョさんですよね、オオゴマダラ。ですが、博物館で見ましたか?蛹がぶら下がってるやつ・・・あれは、結構グロテスクだと思いました・・・。

フータ先生の解説

オオゴマダラは、白黒まだら模様の羽を持ち ふわりふわりと 優雅な飛び方をする 比較的 大型のチョウです
幼虫は 白と黒のシマ模様に 赤いはん点、頭部と尾部に黒い角と 毒々しさ満点ですが、サナギになると 金色に変わります
いくら金色になったところで サナギは サナギですよ・・・ああ、キモチワルイ・・・


思っていたよりも金色のサナギ

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フリー画像があって良かったです。ちょっとちょっと、これまごうことなき金色じゃないですか。びっくりですよ!!何故このような金色なのか、気になりますよね。

その実態は分かりませんが、こんな目立った色をしているのは、毒があるのよ!と知らせている警告色か、太陽の光を反射することで周りと同化し見えなくする保護色か、などと話題です。中には、鳥が金属色を嫌う事から、鳥から身を守るための色なのだと仰る方もいらっしゃいました。

いずれにしても、人間だから金色に反応して注目してしまいますが、虫や鳥は私たちとは見える色彩が違うと言いますから(例えばモンシロチョウなんかは、紫外線でものを見ているので全く違う世界なはずです)金色をしているのが目立っていると捉えるのは、少し違うのかもしれませんね。


沖縄の諸島で見られるオオゴマダラ

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チョウ目タテハチョウ科マダラチョウ亜科に分類される大きなチョウです。羽を広げると13センチと、定規に少し足らないくらいの大きさです。羽ばたきがゆっくりで、ふんわりと飛んでいるのが、まるで新聞紙が飛んでいるように見えることから「新聞蝶」と呼ばれたりもするそうです。

東南アジアに生息するチョウで、日本では鹿児島の南にある離島「喜界島(きかいじま)」で見られます。ホームページにもオオゴマダラが飛び交う事が有名だと掲載されているお墨付きです。他は与論島より南の諸島で見られるようですよ。オオゴマダラは季節関係なく一年中繁殖するので、旅の目的に加えてみてはいかがですか?

・・・ちなみに、気になったので調べてみたんですが、コゴマダラはいないみたいですw ゴマダラチョウというのはいます。模様はオオゴマダラと反対で、黒字に白いマダラの模様で、オオゴマダラとは別の種類でしたね。


オオゴマダラには毒がある?

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オオゴマダラや、他のマダラチョウの仲間は、ガガイモ科の植物を食べるのだそうです。ガガイモ科の植物はサボテンのようだったり多肉だったりツルだったり色々ですが、特にその葉っぱには毒があるのが特徴です。

アルカロイドは人間にとっても毒ですよ。ニコチン、コカイン、カフェインなどの、大量摂取で中毒になってしまうものを総称して、アルカロイドと言います。

オオゴマダラの幼虫は、このアルカロイドを含む葉っぱを食べて大きくなるので、その体には毒を持つことになります。幼虫の見た目は禍々しいものでして、白黒のストライプに赤いはん点に黒い棘・・・わたし、毒あるからね!!毒あるからね!!!!!と、本気の模様w

このまま大きくなって、金色のサナギになっても、成虫になっても、体に持った毒はそのまま持ち続けることになり、オオゴマダラはその毒を持って敵に攻撃をしたりはしませんが、オオゴマダラを捕食したものには毒が回るようになっています。

そのためかチョウの種類では珍しく、数か月も生きる長生きなチョウらしいですよ。


一度見てみたいものですね~。

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