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【あつ森から学ぶ生物の話!】優雅に見えて危険がいっぱいでした!!「エンゼルフィッシュ」の暮らし

GW中は、虫のことばっかり調べていた毎日でしたので、そろそろ首のあたりからゾワゾワしてきます・・・。

今回は、お魚の話!熱帯魚いきましょ。

フータ先生の解説

エンゼルフィッシュはですね、平たい三角形のフォルムが美しい 熱帯魚です
大きく発達した ヒレの優雅さから エンジェル(天使)という名前が つけられたのですが・・・
実は 非常に 激しい性格でして、小さい魚なんか、同じ水そうに入れると 食べられてしまうとか!
エンゼルフィッシュ同士でも 厳しい上下関係が あるといいますし、見かけに寄らないものですよねぇ

エンゼルフィッシュなのか、エンジェルフィッシュなのか、曖昧なまま26年間生きてきました。エンゼルなんですね。エンゼル。ベタもそうでしたが、熱帯魚って意外に気性が荒いものなんですか?


エンゼルフィッシュも鯛モドキ

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エンゼルフィッシュは、アマゾン川に生息する淡水魚です。スズキ目ベラ亜目シクリッド科エンゼルフィッシュ属に分類されていますので、広い意味ではスズキの仲間・・・と言うには無理がある。

エンゼルフィッシュの和名は天人石鯛(テンニンイシダイ)です。出ました。まさかここで登場するとは。こいつぁ鯛と言いながらも鯛じゃない鯛モドキだぁ!

詳細はこの記事で↑

エンゼルフィッシュと言えば、黄色と黒のしましま模様のお魚だと思われるかろ思いますが、その見た目の人気から品種改良が進んでいて、真っ白や真っ黒、まだらに近い縞模様などの種類も居ます。


エンゼルフィッシュは3種類

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エンゼルフィッシュと呼ばれる魚も総称でして、一般に3種類が有名です。まずは、品種改良をされるエンゼルフィッシュは「スカラレ」という種類です。真っ白やまだら模様などの、美しさに特化した飼育用エンゼルフィッシュはほとんどこの種類から生まれています。

次は「アルタムエンゼル」です。こちらも美しい見た目で、色もさることながら、ひれが長くて大変華麗な種類です。エンゼルフィッシュの中でも独特の形なのだそうですよ。この種類は繁殖、飼育が難しいのと病気に弱いのとで、希少価格が付けられています。

最後に「デュメリリィエンゼル」は、丸みを帯びたエンゼルフィッシュです。その見た目の可愛さに人気があり、飼育も難しくないとのことで、飼われている方も多いのだそうです。この三種の中では、つい最近になって日本にもやって来た種類です。


決して優雅では無いエンゼルフィッシュの暮らし

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綺麗なお魚なので綺麗なところにの~んびり暮らしていると思いきや、実際はアマゾン川の濁った水域で暮らしています。アマゾンと言ったらピラニアとかの凶暴な魚がいたりして、まさに弱肉強食の世界っぽいですよね。

アマゾン川は大きな川なので、その水域によってもエンゼルフィッシュの暮らしは変わって来るのだそうです。なので同じ種類でもその地域の名前を付けて区別されるらしいです。同じポテチでも会社が違う的な話でしょうか・・・。

エンゼルフィッシュの特徴的なあの見た目は、何も美しさを見せつけているわけでは無く、弱肉強食のアマゾン川で身を守るための工夫なんです。平たい体は、敵に襲われたときに水草のすき間に逃げ込めるように。縦型のしましま模様は同じ幅で、水草や小枝などにまぎれて隠れる為です。

また、フータ先生も仰っていたように、エンゼルフィッシュは喧嘩をします。縄張り争いなどで辺り散らす喧嘩というよりは、一匹を徹底的に攻撃する、いわゆるイジメが発生してしまうケースも多いのだそうです。

これは私の想像ですが、こんなに危険な場所で生活してきたお魚なので、自分よりも弱い個体がいるとその子孫を残したくない、もしくは弱い個体が捕食されることによって自分たちの隠れ家が見つかってはいけない・・・などと思って攻撃している。のかもしれませんねっ。


熱帯魚と言ったら、一つの水槽に沢山の種類を飼いたくなりますが、定番のグッピーやネオンテトラなどの小さくて可愛い熱帯魚と一緒に飼うと・・・エンゼルフィッシュにとっては餌と見なされてしまう可能性も・・・オソロシヤ。

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