帰還
先日のMary Annさんの投稿の中に出てきた
「突発的せつなさ」
コチラです↓
https://note.mu/maryann/n/n9fca1061d1b9?creator_urlname=maryann
その内容は随分と違うものの、わたしにもその「突発的せつなさ」としか言いようのないものが出てくることがあります。今までどんな言葉で表現したら良いやらわからなかったのですが、Mary Annさんが使われたこの言葉が、どうしようもなくしっくりきてしまいました。ちょっとそれについて書いてみたいと思います。
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例えばお花屋さんの店先に白とピンクのコスモスが並べられているのを覗きこんでいた時、
例えば友達と飲み会の場で盛り上がっている時、
ようするに、なんでもないシーンの中でふとした瞬間に起きる、目の前にさ~っとまるでガラス板が下りたかのようにこちら側とあちら側が隔てられるような感覚。そして少し重めの石を胸のあたりにそっと置いたような感触。本当に『突発的』に…
実際は隔てられてもいないし、置かれてもいない。もちろんこれはちょっと大げさな例えです。
湧き上がってくるものは「せつなさ」です。
なんなんだろうこの感じ…ずっと考えてきました。ん~ちょっとホームシックに似た感覚??けれど別に家が恋しいとか、家族と離れているとかそういったことではないんですよ。もっともっと深いところに触れてくる…
もしかしたら、もしかしたらですよ…
これは意識の上にのぼってくることなど絶対に無い、遠い遠い故郷のことなのかもしれない。ちょっとスピっぽい言い方になるけれど、生まれる前…いや母の胎内のもっと前の、あるのかどうかわからない魂のあった場所なのかな?とふと感じることがあります。その場所を懐かしんだり思ったりしているとしたら?無意識に…
もうね、恥ずかしいね、こんなこと言っちゃって…ね
でも、どうしてもそのせつなさってホームシックの類なんですもの。そしてそれは家族でも家でも、結婚する前の家族でもなく…うわ!怖い!
(ただの妄想ですよ〜〜きっと 笑)
でもね、こういったことってわからないままに自由に想像していればいい。
その場所へ、いずれはきっと行くのでしょう。それまでは人間ですもの、しっかり泥臭く、毎日毎日、一歩一歩と生きればいい。そして…
生ききった末に、その場所へ行くのかも知れないね。懐かしい!と思わず泣きそうになるような場所へ。
そして、その時はこの言葉がきっとふさわしい。
帰る…いや違う、きっとそれはこちらの文字です。
『還る』
そんなふうに思っているのですよ。
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