受け取る準備

もうかなり前、そう１０か月程前の話になりますが、忘備録の意味も添えて書きたいと思います。
友人とラインでやり取りした時の話です。

彼女の文面を読んで、なるほどな～って思ったことがありました。

彼女、友人とのやり取りの中で、なんか気持ちにパンチを食らったみたいなんですよね。
ちょっと思い切ったことを言われたようなのですが…… その彼女というのは、絵を描く人で、やり取りをした友人というのは、創作等を特にやる人では無かった。それでも……

彼女の表現を借りれば、その時思ったことは
「気持ちを敢えてざわざわさせてみたくなった」

一見よろしくないように聞こえますよね。

でも違うんです。
ざわざわさせてみたくなって、それで出てきたのが「ありがとう」だった。

わたしが思うに
『今までそういうものだと思っていた自分の領域を広げてみたくて、それでざわざわさせてみたくなった』
そう言っているように思ったんです。

思っただけなんですけれどね。
深い意味まで伝えてくれたわけじゃないので、間違っているかもしれないけれど、話の前後を考えてみると
そ～なんじゃないかな～って…ね。

もしそうなら、このふたりにはちゃんと信頼関係ができていて、深く切り込んだ言葉を、使うほうも受けるほうも互いに言ってみる準備、受け取ることができる準備というもの。
これができていたんだろうな…と。

言うほうにも勇気がいるし、受けるほうにも戸惑いや葛藤が走ることだから。
互いに準備ができていなければ、こういう反応はできないのではないかな。

そんなこと言ったって、わたしはそこまでじゃない。
創作をしていないあなたに何がわかる？

そんな反応になりかねなければ、オブラードにくるんだような言い方になってますよね。

ラインだったので細かくはわからないのでね。
けれどポ～ンと放たれた言葉を受けて、なんだか成長してみたくなったと言ってるように思いました。

まっすぐに心の行動を起こしたんですよね。

やり取りしていても、なんかすごく生き生きしているように感じられました。
学びや気付きって、自分にその準備ができているかどうかで全然違う気がします。

素通りや反発で終わることもありますよね。

なんか彼女の話を聞いていて、すごいなって思って
わたしもそうでありたいなって思って
気持ちが上向いたのをその時に感じました。

タイミングってやっぱりあるものですね。

そして今、気持ちをザワザワさせて見たかったと言った彼女は、大きく成長したと、そう感じています。