<4>新しいお客さん
連載小説【週末カフェ2510】
「え!?どうしてここに竹中くんがいるの?!」
私は驚きを隠せなかった。
彼に声をかけることにした。
「竹中くん!!」
すると、こちらを振り向いたので、手を振る。
「あー、やっぱり!竹中くん、なにしてるの?」
「いや、ちょっと買い物しに来ただけだけど、
まさかここで会うなんて思わなかったよ。偶然だね。」
それから、私たちは3人で近くの喫茶店でお茶を飲むことにした。
「お2人は付き合って長いんですか?」
「うん、もう2年かな」
「結婚しないんです