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【アナログDJ】迷っているなら「機材を買わず、とりあえず初めてみること」のメリット

アナログDJを初めたいけど「機材が高価」「好きになって続けられるか不安」「家が狭い」といったお悩みがあって、はじめの一歩を踏み出せていない方へ。機材なんて購入しないで、本当に軽い気持ちでスタートしたほうが良い理由を3つのポイントで紹介します。


なぜ機材の購入をすすめないのか?それはアナログDJをやりはじめた人のほとんどが飽きてやめるという事実があるからです。そして、DJは全然やらなくなったのに、機材は放置されたままになります。理由は「インテリアとしてかっこいいから。」と言いつつ、その実「メルカリに出すことすら面倒。」ということでしょう。

「最初からやめる可能性が高いとわかっていること」に多額の初期費用をかけたい人はいないと思います。例えるなら英会話やジムに近い感覚でしょうか。アナログDJを初めるには新品でそろえるとオーバー30万円くらいになります、少ない額ではないですよね。ですので、迷っているならとりあえず機材は買わず、DJを初めてみましょう。


1. 時間とお金の節約になる

まずはDJスクールに行きましょう。スクールをすすめる理由は、機材の使い方とアナログDJ MIXの基礎をしっかり学べるからです。アナログDJを初めて最初につまずくのは、なにせスイッチやツマミが多いDJ用機材の使い方を、ちゃんとおぼえることに時間がかかるからです。これが続くと、まともな練習ができない→上達しない→面白くないからやらなくなる。になります。

スクールに通う期間は、機材にふれて、レコードをまわして、音をだして「楽しいか・楽しくないか?を見極める期間」と割り切りましょう。この間は、プレイの上達をあまり意識しなくて良いと思えば、レッスンの回数も増えないため費用も抑えられます。

また、講師がプロのDJならラッキーです。DJという職業についていろいろきいてみましょう。みなさんが思い描いている「DJ」とのギャップを知ることができます。


2. 本番に近い環境でプレイできる

DJスクールに通って自分にあっていると思えたら、次はスタジオで自主練習しましょう。スタジオで練習する利点として、本番に近い環境でプレイできることです。DJ用の機材は、プロ・アマ仕様の区別がないため、イベント会場に備わっているミキサーと同じものをつかって練習できます。また、スタジオでは主流ブランドの機材が選べるので、機材検討中に自分にあうものを探す良いチャンスです。

大音量でプレイできることも非常に大きな利点です。DJはヘッドフォンで次の曲をモニタリングしてミックスしますが、クラブやイベントで流れる大音量下でのプレイでは、ヘッドフォンからの情報がかなり取りづらいです。クラブでのDJを目指すなら、ここは絶対に慣れておいたほうが良いポイントです。


3. 家のスペースをとらない

アナログDJの機材は結構スペースを取ります。スピーカー、レコードも含めると、シングルベッドくらいの面積になります。ワンルームでそのスペースを犠牲にするのは、まあまあの勇気が必要です。そして万が一、飽きてやめた場合、ただのゴミになりますから本当に困ります。処分にもひと苦労します。

スペース問題は経験則でして、私が25年前にアナログDJを初めた頃、部屋に十分なスペースがなかったため、仕方なくワンルームアパートの押入れの戸を外し、いわゆる「ドラえもんが寝る場所」に機材をいれてDJを始めましたが、数日で上・横の部屋から苦情が入るという残念な思い出があります。


時間をかけて試しながら「本当にアナログDJがやりたいかどうか?」を考えられることはとても良いことです。スクールの費用やスタジオに行くのも、もちろん費用はかかりますが、やってみて「楽しい」と思えば、機材費を貯めるのも苦ではありませんです。

レコードも機材も高価ですから、ちゃんと考えた上で機材を購入した方が、丁寧に大切に使えるはずですし、プレイにも差が出ると思います。


DJスクールは色々みて選びましょう

スタジオは色々ありますが、こちらがキレイで使いやすかったです

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