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山登りしてわかったこと

ふと気がついたら、山に登っていた。


大きなリュックを背負って、電車に乗る。
思ったより恥ずかしくないな。
誰も見ないんだもん。いいことだ。


山道には大きな石がゴロゴロと転がっており、
登るのも下るのも簡単にはいかない。


最初のペースはマイペースに、ゆっくりと。

そう聞いていたから、ゆっくりゆっくり、歩幅を狭めて下を見て目の前の道をただひたすら登っていく。

そうすると、あと半分。

あと3分の1。

あと400メートル!!

あぁ!!!ようやくついた。


気温30度越えの真夏。

だけど、そこまで暑さを感じなかったのは、首に巻いた冷感タオルのおかげ。友人からの誕生日プレゼント。

これがなかなかいい。

毎日どこから水が噴き出してるの?というくらい汗をかき通していたのに、今日は長袖を着ていても、さほど気にならなかった。


頂上に着くと、気持ちの良い見晴らしと、風が吹いていた。
影に入らなくても、十分汗が引いて、リラックスできた。


後で聞いた話だが、この山では遭難者が数多く出るらしい。

そのことを知らず、登山計画書?をポストにも入れず、(遭難したら探してくれるやつ)初心者が思いつきで、一人で登ったものだから、後で心配をかけてしまった。

おそらく、その遭難が出るであろう理由が、

・山肌が急な斜面で、足を踏み外せば一気に落ちてしまう

・午後から登り始めて、日が落ちると道がわからなくなる深い森

・往復3時間半ほどの気軽な山だと甘く見て、軽装備で登る人が多い

・帰りの山道が思いの外厳しく、光が入らない森のため、苔むしていたり、崩落している箇所もある


結構難所多かったぁ。
ひいひい言いながら頑張りました。

特に下り。魔の下り。
余裕ぶっこいてたら痛い目見ます。


実は人生にも通じるんじゃない?

(全然生かせてないけど。)
人生を登山だと考えると、なんか通じる気がする。

・周りへの配慮が回り回って自分のため(あいさつすると、声かけてくれて、結果私が喜ぶ)

・ゴール(頂上)ばかり見ていると気が滅入るので、目の前の階段をコツコツと登り続ける。そうするといずれたどり着く。

・自分のペースで登れば、継続できる。
(休憩の回数も時間も少ない最短ルート)

・登り切った後が一番油断する。

・何事もやってみてから気づく。
(使ったことのないリュックも、工夫ひとつで背負いやすくなった。)

・需要があるものが全て自分にとって大切なものとは限らない。
(みんなが食べていたソフトクリーム、帰りに欲しいなぁと思っていたけど、頂上で白湯を飲んだ時の感動には勝てず、買わなかった。)

・同じ失敗をなんどもして、初めて改善しようと考える。
(下りで足を何度かくじいてから、慎重におりだす。)


足をグキグキくじきまくって、両足捻挫状態なので、もう寝ます。

水風呂で冷やしちゃったらなんかさらにジンジンする気がする。

何でや。。。。めっちゃ眠い。。。。
今日だけで3万歩歩いたから。。。。
あかん。おやすみ。。。。

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