アウトプットから始まる僕のジャーニー
この記事は『エンジニアの登壇を応援する会』 Advent Calendar 14日目の記事です。
13日目はminamoさんの「はじめてアウトプットに挑戦した1年」でした。
はじめに
このアドベントカレンダーは今年の成長や変化を振り返るという趣旨で書くそうで、他の方々のエントリを見ると登壇や執筆のようなアウトプットをキーワードにしているようです。
僕の今年を振り返ってみたところ、登壇や執筆といったアウトプットは何もしてない(自虐とかではなく本当にしていない)ため、少し違う目線で書いてみたいと思います。
それでは
『思いを行動に移す』という目に見えないアウトプットの話
少々お付き合いいただくとしましょう。
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ちょっと待って
最初にアウトプットしてないと言ったのにアウトプットの話?
と思った貴方。
僕はアウトプットには2種類あると思っているので、まずそこから説明したいと思います。
この説明を読めばきっと納得してもらえるはず。
登壇や執筆(同人誌作成・技術ブログ投稿など)は自分以外の誰かが認識できる形でのアウトプットで、これは今年何も実現できていないアウトプットになります。
これから書く『思いを行動に移す』は自分以外には認識できないアウトプットで、実は誰もが無意識でやっていることです。
簡単な例を挙げると『お腹が空いた、何か食べたい』という思いを行動に移すと『食べ物を食べる』になります。
そんな誰でもできるようなことを書くのでどうぞ気楽に読んでください。
前置きが長くなりましたがいよいよ本題に入ります。
◆◆◆
『思い』
・アクティブになりたい
・ソースコードを書くよりもエンジニアのマネジメントをしたい
・色々なエンジニアと交流したい
これが僕の中で何年もくすぶり続けて行動に至らなかった思いです。
今までの僕は勉強会に参加しても他人との交流がほとんどなく、勉強会が終わったら懇親会に参加しないですぐ会場を抜け出し、今日もいい話が聞けたぞ、と自己満足にとどまるような意識の低い人間でした。
マネジメントしたいという思いがあっても会社でチャレンジする努力を怠り、環境のせいにして転職を繰り返していました。
そんな僕が今年は上記の思いを行動に移せるようになりました。
ものすごく低次元の話かもしれませんが、自分にとっては大きな一歩なのは間違いありません。
思いを行動に移すきっかけはいくつもあるのですが、その中でも大きな影響を与えてくれたのは同僚でした。
- 同僚
同僚の存在は僕にとって本当に大きいものでした。
僕より社歴も長く、会社をより働きやすい環境にしようと上長に進言したり、DB設計の重要さを説いたり、新しい言語にチャレンジしたり。
同僚は僕から見たらまさに今どきのできるエンジニアそのものでした。
そんな同僚とふとしたことで会話が弾み、気がついたら会社の改善点を話し合うようになっていました。いつの間にか心理的安全性が確保されていたのでしょう、いつしか仕事上の悩みも相談するようになり、転職を視野に入れてカジュアル面談を受けようという気持ちが芽生えてきました。
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『行動』
- そーだいさん(@soudai1025)との出会い
同僚からそーだいさんがエンジニアを募集していることを聞き、2年前にたけともそんに行けなかったことを思い出してDMしたのがきっかけで、カジュアル面談をしたのがきっかけで、それからは色々な悩みを聞いてもらいました。
Twitterでマネジメントの悩みをつぶやいたらそーだいさんから上記のアドバイスをもらい、これがきっかけで色々な勉強会に行ってみようと思い立って次の行動につながっていきました。
- カイゼン・ジャーニー
カイゼン・ジャーニーを読んで自分自身が変わらないと周りは変えられないんだという、今思うと当たり前のことを思い直して早速ホワイトボードを買い、自分のタスクボードを作ったり一人朝会したりと、一人からできることを始めたところ、「何かやってるな」ということを周囲に認識してもらえたのが大きかったです。
自分がほんの少し行動しただけで状況が変わることを実感しました。
- エンジニアの登壇を応援する会
エンジニアの登壇を応援する会が主催する勉強会がスタッフを募集していたのでこれはチャンスと思い、ものの数分でスタッフ枠に応募完了しました。
この頃になると「やるぞ!」と思ったことがすぐ行動できるようになってきたので、6月以前の自分からは想像できないくらいアクティブになってきていたと思います。
スタッフで参加後に主催のariakiさんに「よかったら今後もスタッフをやってみませんか?」と誘われたので、以前そーだいさんに言われた主催の人のマネージメントを学ぶチャンスと思い、二つ返事で「やります」と答えました。
今もエンジニアの登壇を応援する会に所属してコアスタッフとして日々勉強しながらいいコミュニティを継続するために活動しています。
コミュニティメンバーが凄い人ばかりで気後れすることもありますが、誰かの背中を押して行けるようにこれからも頑張っていきたいです。
- セイチョウ・ジャーニー
カイゼン・ジャーニーが自分の将来を切り開く道標なら、セイチョウ・ジャーニーは今の自分が次の一歩を踏み出すための誘導灯だと思う、そんな本だと僕は思います。
今何をするべきか、という身近な目標ですら"どうしていいかわからない"状況を変えてくれた一冊。
何度も読み返して、書かれていることから自分の目標をノートに書いて振り返りと向き直りをして方向がブレないように心がけています。
セイチョウ・ジャーニーからもらったものを誰かに伝えていくことも目標の一つとしたいと思います。
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『結果』
最初に挙げた『思い』は行動に移せたのか。
結論からいうと行動に移せました!
・アクティブになりたい
↓↓↓
思ったことが行動に移せるようになってきたかなと感じます。
とはいえまだ躊躇することが多いので、もっとアクティブになれるように
心のアクセルを踏んで加速していきたいです。
・ソースコードを書くよりもエンジニアのマネジメントをしたい
↓↓↓
転職でエンジニアリングマネージャーとして、希望通りマネジメント主体
の仕事ができるようになりそうです。
なりそう、というのは実際に仕事が始まってから確実なものにしたいと
思います。
・色々なエンジニアと交流したい
↓↓↓
コミュニティに参加して勉強会スタッフとして色々なエンジニアと交流
することができました。
Next Goal
今年は目に見えないアウトプットができたので、来年は目に見える形でのアウトプットをしたいと思います。
まだ何をするかは考えていないけど、
プロシュートの兄貴くらい思ったときには行動が終わっているようなアウトプットができればと思います。
◆◆◆
これにて『思いを行動に移す』という目に見えないアウトプットの話はおしまいになります。
最後までお付き合いくださりありがとうございました。
明日はsapi_kawaharaさんです。
どんな話をしてくれるのか楽しみです!
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