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「なんとかする」というマネジメント

ランサーズ Advent Calendar 2019 11日目の記事です。

こんにちは。水殿です。今回はランサーズのエンジニア平林として、普段noteでは書かない会社のことについて書いてみたいと思います。

今年1月に入社して、もともとはランサーズのエンジニアリングマネージャー業務の予定だったのですが、現在はグループ会社のLancers Agency(以下Agency)という会社に兼務出向という形で在籍していて、Agencyのシステム保守や情シスなど、会社のシステムまわりを担当しています。

本来予定していたマネジメント業務と全然違うことをしているので周囲からはネガティブに捉えられがちなのですが、僕は「現場の問題・課題をなんとかすること」が自身のマネジメント における信念としているので、大きく外れてはいないなと思っています。

実際、Agency出向についてランサーズはメンバー選抜に悩んでいました。Agencyの業務はプロダクト開発以外にも情シスなど周辺スキルも必要、コミュニケーションも2社の関係性を考えながらできるetc…
この状況をなんとかしたいと思い、話を聞いて即決断しました。

Agencyに出向して11ヶ月ほどの期間で色々なプロジェクトに携わることができました。

・Agencyのプロダクトサイトデザイン変更
・Agencyが契約している法人データをランサーズに連携するためのAPI開発

・Agency社名変更対応
・ランサーズIDでAgencyのプロダクトにログインする機能開発

上記以外にもAgencyの通常業務やSalesforceの機能追加、システム不具合改修、メディア運営部署との調整なども行っています。
いくつかのプロジェクトはランサーズの開発メンバーに協力してもらいながら進めています。会社の枠を越えてプロジェクトを進められたことは今後実現したいことに大きく近づく一歩だと思います。

出向後の状況として、2社間のコミュニケーションが以前よりよくなっているという話を聞きました。Agencyの開発業務に深くコミットすることで、今まで見えていなかったAgencyのシステム構成や開発の文化、ステークホルダーの思いが見えてきたことでランサーズ側の理解が進んだこと、Agencyにはランサーズの文化と将来こうしたいという思いを説明しつづけたことで理解を得られたことが結果に繋がったのかなと思います。

一方で開発の文化が異なるところが大きく、プロジェクトのスケジュール進行で認識の齟齬があり大失敗したりといいことばかりではありませんが、文化の違いを理解し、お互いの良い部分を取り入れてよいくことでマイナスをゼロへ、ゼロからプラスへ改善できると考えています。

今後の計画ではランサーズとLancers Agencyの開発環境をランサーズと統合、システム運用の統合などを進めていく予定です。ランサーズには頼りになる仲間が大勢いますので必ず実現できるという確信を持っています。これからも2社の課題をなんとかしつづける、というマネジメントの信念をもって挑戦していきたいと思います。

最後まで読んでくださりありがとうございました!

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