真・日本書紀 第1巻 邪馬台国東京説
「邪馬台国は東京都内にあった!」そう書くと、ほとんどの人は、「そんなばかなことがあるはずがない」と答えるでしょう。「邪馬台国は近畿か九州であるはずだ」と。でも、多分そこには、神武天皇が九州から近畿に東にやって来て天皇となったので、その神話伝承をベースとして、伝承と史実との関係性を結び付けようとしている気持ちが働いているものと思われます。(私は、これを「神武東征パラダイム」と名付けました)
では、その肝心の日向神話(ニニギから神武まで)におけるその家系図と、記紀の編集を行った飛鳥時代の天武王朝における家系図が酷似していると言えば、どう思われるでしょう? 日向神話は古代の話ではなく、それは記紀を編纂した王朝の話を模していることに過ぎないのであると。そうすれば、もはや、日向神話として記された出来事の信憑性も崩れ、神武が東征したということも、飛鳥の時代の出来事と重なってくるのです。神武は九州から近畿まで来て即位したのだから、当然、それより東は未開の地であるはずだという考えも成り立たなくなります。事実、関東地方には、近畿地方以上のおびただしい数の古墳がありますし、いわれの分からない古い神社も多いのです。
この書は、私が39歳から40歳の頃にかけて執筆したもので、ペンネームも、現在の御堂圭ではなく、アダム・カドモンという名で書いています。
編集ソフトPageMakerで書いており、それで画像も埋め込んでいましたので、ネットで公開するには、このコンテンツを一旦InDesignに変換した後、さらにPDFファイルに書き出すしかなく、公表媒体もPDFのupが可能なno+eとしました。(いつもはkindle)
今から考えれば、内容には若干の不備もあり。全体の構成も、天武王朝と日向神話のリンク構造からは入れば、もっと説得力が増したのかなとも思っています。
さて、ここに展開される内容は、
「邪馬台国は東京にあった」
「アマテラスは皇室の祖霊神ではなく、外来神ミトラスである」
「記紀は、歴史書なのではなく、鎮魂の書である」
「聖武は文武と元正の同母婚による子である」
「桃太郎に出てくる鬼が浦島太郎である」
というように、非常にショッキングな内容になっています。
しかしながら、これは古史古伝のような突拍子もない説などではでは決してなく、一つ一つ丹念な推理と論理を重ねて導き出した仮説なのです。
興味を持たれた方、ぜひ一読して頂ければ幸いです。
真・日本書紀 第1巻 邪馬台国東京説
解読方針や必要となる基礎知識の部分が長いのですが、邪馬台国の位置を特定する論考です。
ヤマトの意味、邪馬台国の位置とその理由について推理しています。
各章とも、PDFファイルをダウンロードしてお読みください。
第1巻の概要
第壱章 解読方針
第弐章 古代史の基礎知識
第参章 更なる古代日本語の考察
第四章 ライン
第伍章 邪馬台国
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