自白

 僕は、この記事の中でだけでも正直に心の底から着飾る事なく文章を書こうと思う。そして、僕は少なくともこの記事の中では自己弁護をしないつもりだ。自己欺瞞もしないつもりだ。僕のありのままを書いてしまおうと思う。

 僕は傲慢で馬鹿だった。僕は多くの人に支えられて生きている。その事を忘れていた。思い上がって他人を嘲笑し、いつも自分は賢いつもりでいた。他人の気持ちを考えずに自分勝手に行動し感情を動かし無責任な言葉を吐いていた。

 多くの人に迷惑をかけてきたと思う。そして、その事実に対して僕は何も気が付かずに反省する事も無かった。むしろ、それが自分らしさだと勘違いして開き直って主張し、自己陶酔をしていた。そんな自分を愛してさえいた。馬鹿だった。

 僕は初めて自分の至らなさを知りました。本当に、本当に関わってきた方たちに恥ずかしくて悔しくて申し訳なくて、自分がどんなに他人から優しくされていたか、許されていたか、手を差し伸べられていたかを知りました。

 馬鹿だったのです。世間知らずだったのです。辛さから苦しさから逃げていただけなんです。どうか僕の事を笑ってください。そして、反面教師として僕みたいな人間にならないようにしてください。僕は、僕の中にあるプライドも美学も哲学も、全てが陳腐だと気がついたんです。今すぐに全部の記事を消してアカウントも消してしまいたいと思っています。でも、それは目を背ける事であり、僕がすべき事は反省と改善です。

 謙虚さを忘れていたのです。僕は、僕が最もなりたくないと思っていた大人になりました。もう遅いのかもしれないけれど、今日この日僕は「自分の言葉と行動に責任を持つ事」がどういう事なのか学びました。

 本当にごめんなさい。僕は何かを語る自信が無くなりました。何かを語る自分が嫌になりました。一からやり直しです。でも、このまま生き続けるよりも、ずっとずっと大人になります。その機会を与えてくれてありがとう。本当にごめんなさい。

 

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