上海赴任(当日の移動②)

2020年9月11日(金)

コロナ禍を乗り越えて初めての海外赴任。いつもとは違う状況で当日の移動について書き残します。

✔ 現地ではQRコードの登録やWeChatの登録など、スマホが使える前提になるため、Wi-fiも事前に準備する

✔ 自宅がない人は区ごとに分かれたエリアに進まない

✔ 多額の宿泊料金を支払うため、クレジットカードは複数枚用意する

1. 浦東空港到着後

まずはPCR検査を受ける流れです。登録した健康証明のQRコードを見せ、PCR検査の同意書らしき書類にサインをし、PCR検査(鼻から)を受けました。聞いていた通り奥まで綿棒を突っ込まれるため違和感はすごいですが、想像よりはましでした。

PCR検査を受けたのちは通常の入国審査です。普段よりも入念に確認を行っているのか、時間は通常より長かった気がします。私は入国目的や中国での連絡先(電話番号)を確認されました。

入国審査後は通常通り預け荷物の受取ですが、ここでトラブル発生!車輪が1つ壊れていました。幸いにも荷物トラブルの係員はいたため、後日修理に来ることに。

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何はともあれ荷物を受け取った後は、関税の申告をして出口に向かいます。引っ越しの際の別送品(船便・航空便)の申告をお忘れなく!

出口を出てからもまだ苦難は続きました。行先を聞かれて上海市内と答えた際に住まいがあるような答え方をしたのか、案内されたのは行先が区ごとに分かれたエリアでした。

隔離後の一時住まいは黄浦区であったため、黄浦区を目指していったものの、ホテルからの証明が必要であるとか確認がなされた挙句、最終的には別の場所へ。

自宅がある人は7日間は隔離ホテル、7日間は自宅になるので区ごとのエリアに行くようですが、私のように自宅がない人は14日間隔離ホテルになるので、区などは関係なかったようです。

最終的には「其他地区」と書かれたエリアで待機することとなりました。この時点で21時頃になっていました。

この後も別のQRコードに中国の連絡先などの情報を登録することになります。空港出発時やバスの中でも確認されます。バスに乗ったのは22時を過ぎていました。

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2. ホテル到着

ホテルに着いたのは23時頃でした。チェックインに際して説明を受けたり書類を受け取るものの、基本的に中国語(英語でも説明は受けますが)なので大変です。偶然にも中国語のわかる日本の方と一緒になったので、助けていただきました!

ホテルによって運用は異なるようですが、私のホテルはWeChatで毎日2回体温の報告をすること、医療関係で困ったときの連絡、自分の情報登録、告知書へのサインなどの説明がされました。WeChatは日本でダウンロードしておくことをおすすめします!

14日分の宿泊料金はまとめて最初に支払います。私のホテルは食事代込みで1日480元でした。14日分の宿泊料金はかなりの金額になるため、クレジットカードは何枚か持ってくることをおすすめします!私はAMEXで最初受けつけてもらえず、VISAで受け付けられました。

最後に軽食を受け取って自分の部屋に向かいました。


3. 長い一日の終わり

自分の部屋に入ったのは0時頃でした。軽食を食べて、書類にサインをしてWeChatで送るなど行い、長い一日が終わりました。

ホテルのWi-fiはつながらず(後日つなぎ方を教わりました)、自分のWi-fiを使ってました。空港でのQRコードの登録やホテルでのWeChatの登録など、スマホが使える前提で進むので、Wi-fiは現地でつながるように準備することを強くおすすめします!!

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軽食は月餅、ソフトパン、ロールケーキなど甘いもの中心でした。

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