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ブランドが運営するカフェについて

私は都内にあるカフェ巡りをするのが趣味な服飾学生です!

大学ではファッションビジネスを専攻しているのですが、実店舗とECの両立について学んでいる際にある事を考えました。

それは、実店舗での購入率を上げるために店内にカフェスペースを設けるのはどうだろうか?という事です。

私が実際に利用したオススメのブランドカフェも紹介しているので是非見てみてください😌


◆ブランド拡張

既にアパレルブランドとして経営しているブランドが飲食業界に参入する事を「ブランド・エクステンション(ブランド拡張)」といいます。

こちらのサイトでは既存ブランドを生かしたブランドの成長戦略、ブランド拡張について詳しく書かれています。

ブランド拡張についての注意点の1つに挙げられていた「新カテゴリーへのブランド拡張は、既存ブランドへのブランド連想強化につながるか」という点において、既存ブランドのカフェスペースの増設というものは、店内の雰囲気やロゴマークを使用したカップや食器の使用など、ブランドを充分に生かした戦略だと考えました。

◆実際にカフェを展開しているブランドの紹介

インスタグラムでは様々なアパレルブランドやアクセサリーブランドが運営するお洒落なカフェが沢山見受けられます。私も実際に行ったことがあるのでその時に撮った写真と共に紹介、説明をしたいと思います。

Ralph's Cofee Omotesando

こちらの写真のカフェは表参道にあるラルフローレンの店舗の1階カフェスペース、Ralph's Cofee というラルフローレンが運営するカフェです。

緑と白で統一された店内と食器、そしてなんと言ってもこのラルフローレンの象徴ともいえるクマのクッキーからラルフローレンの世界観を感じられます!

店舗内や横にカフェスペースを常設する事で、ブランドのコンセプトやイメージを感じられます。そこから自然と購買意欲も上がり、カフェ利用後に店舗内を探索したり、お買い物をして帰る事も多いと考えました。

Louise Vuitton Ginza

他にも高級ブランドであるシャネル、ディオール、私も訪れたことのあるヴィトンのカフェもあります。カフェ店内にはショップバッグを持ったお客さんが沢山いました。お買い物をしながらホッと一息できるのもとても嬉しいポイントです。

こちらの記事では高級ブランドがフード業界に参入する意味について書かれています。

ブランドには手を出せなくても、気軽に高級ブランドを魅力を体感できるという事は新たな客層の獲得ともいえると思います。


また、私の体験となりますが、カフェからブランドを知るキッカケとなる場合もあります。

INTIMISSIMI Sibuya

インティミッシミというランジェリーブランドの運営するカフェの写真です。

1階がショップ、2階がカフェスペースになっていて、女性の好む甘いラテやアイスなどお買い物中に寄るのに丁度良いメニューが沢山ありました。

私は直接利用するまでインティミッシミを知らなかったので、帰りに1階の店舗に寄って一目惚れしたランジェリーを購入しました。

Q-pot cafe Omotesando

キューポット表参道本店1階にあるカフェの写真です。カフェ店内には可愛らしいアクセサリーが展示されており、2階にはアクセサリーショップが展開されています。

実際に商品化されているアクセサリーをモチーフにしたケーキや、お皿の絵柄とマッチしてネックレス仕様になっているカップケーキ、リング型のマカロンなど、とてもわくわくするメニューが揃っています。実際に2階のショップにも足を運んだのですが自分の頂いたケーキにそっくりのアクセサリーがあり、とても感動しました。

私が今まで行ったブランドの運営するカフェで一番ブランドの世界観をめいいっぱい堪能できたカフェでした!

このようにカフェを運営することでブランドの知名度も同時に上げることができるのも魅力の1つだと思います。


◆今後の期待

インスタグラムのハッシュタグを利用し「カフェ巡り」と検索すると1000万以上の投稿があるなど、人々にとって需要のあるお洒落なカフェ。このカテゴリーを利用してブランドの実店舗に足を運ぶ人を増やし、ブランドの知名度も上げられるのであれば、ブランドがカフェを運営することはまさに一石二鳥なのではないのでしょうか?

自分の知らないブランドを知るキッカケとなりうるカフェ巡り、好きなブランドのカフェ出店など今後のアパレル業界の飲食業界へのブランド拡張を楽しみにしていきたいです。


#服飾学生
#カフェ巡り
#オススメのカフェ紹介

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