見出し画像

まだ伝えたいことがあった。

こんばんは。最近は「片耳の歌う」から「片耳でオルゴール曲を作る」になりつつあるゴリィです。実質発表済みたいになってますが、まだ正式な告知ではないのでその時が来たらお知らせします。

あ、僕のプロフィールはこちらで。

さて、この「note」では現在「防災」の連載、「こころの健康」の連載(この中に水腎症の闘病記を含みます)とありますが、今回はそのどっちでもないんだけど伝えたい、という話を書きます。


「防災」と「こころの健康」を伝えたい理由

僕が「防災」に取り組んでいる理由、背景には幼少期の宮城県沖地震の体験などがありますが、やはり一番は「現役世代に分かりやすく(親しみやすく)もっと防災に触れることのできる機会を作りたい」なんです。

防災の専門家(これは防災に限らない専門家あるある)は、難しいことをさもみんなが知っているように話す、という悪い癖があるように思います。かくいう僕も「内水氾濫」(=下水が流せないほどの雨が降り下水があふれること)とかいっちゃうもんなー。

トドろき防災

https://gory.jp/todobou

「こころの健康」は僕(双極性障害で精神障害者)のようになってもらいたくないから。だからこころを健康に保つためのあれこれを扱っています。

こころいろ

https://gory.jp/koko


実は、共通点がある。

実は、この「防災」と「こころの健康」ひとつ共通点があるんです。それは

組織

というワード。

僕がストレス疾患(心疾患・腎疾患・糖尿病・血管障害など)を加速度的に悪化させたのは29歳で1億5000万かけたシステムの開発の責任を持たされてしまったから。上司とかみんな見て見ぬふり。で、僕が2カ月入院したら開発が止まっちゃって遅延費用3000万。

それでも、業務の流れを全体として把握する人間ができ(=僕)、それを各部署の責任者に伝えていくことで滞りない業務が実現し、多少面倒なチェックを入れてもミスのカバーで業務量の増加や心理的負担がかかることが大幅に少なくなりました

今、契約社員として所属している部署の長は僕が事務手順を整理してきちんと回る組織にした実績は知っているようです。そんな仕事もお願いするかも、なんて話もありました(流石にないでしょうw)。


「同じ組織」にやられたもうひとつのこと

実は、同じ組織に精神的に「糸を切られた」事件がありました。

組織改革で今の会社に「転籍」になり、その後「東日本大震災」がありました。他の取引企業が次々と対策を打つ中、この組織だけ右往左往した挙句、「丸投げ」という手段を使ってきました。

そう、「意思決定権」を持っているという感覚の社員が誰もいなかったのです。そこに防災上決定的にアウトな指示(被災地の生徒宅に「電話」で安否確認を入れさせる)を入れた挙句、「先生を助けてあげてください」と泣きついてくる始末。

それに振り回された結果、僕のこころを繋ぎとめていた最後の糸が切れました。


労働者のこころの健康も、企業防災も「組織」

労働者のこころの健康は、業務手順がうまく流れてないと、ミスの原因になったりしてそのミスのカバーに奔走され余分な時間を使います。また、1箇所に業務の通過点が集中している、ということもよくあります。

つまり、これらが過重労働の原因になります。

そして、これらを俯瞰で見て適宜業務を調整する立場の人間が「上司」なのですが、上司がそこにきちんと目を向けていない、という例はあると思います。

防災にしても同じ。「上司が自分の守備範囲にきちんと向き合っていない」ことは「責任放棄」にあたるわけで、危機管理上ふだん「責任放棄」している人が適切な指示を自分の責任下でおこなうことができるはずがないのです。

震災当時、僕の上司は次から次へと物事を決めて指示を出しました。「ダメなことだったら後から俺が怒られればいいんだから(笑)」とカッコイイこと言ってましたが、普段から気になることはあれば社員を呼び出し、状況を聞いて改善があれば指示する、大丈夫ならそのままゴーサインを出してくれる素敵な上司でしたからできたことなんでしょうね。


「コンピュータ化すると仕事が楽になる」の嘘

「この仕事コンピューターがしてくれたらいいのに」と、安易にコンピュータを導入する、もしくは変更することに仕事の改善を夢見る方が多いと思いますが、僕の経験上それは夢物語です。

手作業でできないことをコンピュータにやらせたってできません。そりゃそうですよね、コンピュータを設計するのは人間ですから。これは、AIの時代になったって僕は変わらないと思っています(高度なことができるようになるだけで、ベースは変わらない)。


まとめ

今、働き方が変わりつつあり業務手順を見直す企業も増えてくると思います。そんな中で、上司がきちんと自分の部署の業務の「肝」を押さえ、各社員には自分での改善の余地を残しながらも事務手順を再構築する。

こういった手順を通して、「強い組織」れば危機管理面でも「強い組織」になる。

こういうお手伝いができないかな、なーんて考え始めたりしています。

こうなると、もはや「轟RADIO」の領域を超えてしまうんですよね。ただ、これはやはり僕は避けて通りたくないものです。

それでは、今回も最後までご覧くださりありがとうございました。

「轟コンサルティング」が本当にできてしまったときは是非応援してください。

轟RADIO「こころいろ」

https://gory.jp/koko


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?