【MTG】パイオニア 5cニヴ【所感とか】
こんにちは。
そのへんでMTGをしていたりしていなかったりする傍生です。
店舗予選とかもつい先日初めて参加したようなゆるふわ勢となります。
先日、パイオニア神挑戦者決定戦に参加してTOP8に入れたよヤッタネ。
最近はパイオニアの5cニヴを触っていて、ふんわり回してふんわりと何するデッキなのかなんとなくわかったような気がするのでその所感メモを書いていくよ。気のせいの可能性も大いにあるよ。
曖昧が過ぎるね。
当たり前体操なこと多数だとは思いますが、ふんわりと知りたい人がふんわりと知るその一助になるとよかったね。
間違った認識が多かったらごめんなさい。
予防線終わり。
◯使用しているリスト
◯前置き
上記は先日のパイオニア神挑戦者決定戦に遊びに行ったときのリストで、これで結構勝つことができてTOP8に入ってます。
とはいえ、このリストは私が回していて
「このピン積みのカードほぼ引かないし、引いても手札でもたつかせるだけなので抜こう」
とか
「この分割カード、2マナのインスタント側に引っ張られて4マナのソーサリーをインスタントで使おうとしてしまうやらかしが起きるから抜くか……」
といった理由でデチューンが施されています。
《昇華+消耗/Consecrate+Consume》に関しては、ソフトな墓地対策をしたり、《血管切り裂き魔/Vein Ripper》を退かしつつライフゲインしたりと独自性のあるカードではありますが、《白日の下に》から唱えられないのもあって「シルバーバレットできるわけでもないし一旦抜いてみてもいいでしょ」という考えで抜きました。他の人はみんな入れているのでやっぱり入れたほうがいいかもしれない。
当日はミスをたくさんしたのに勝ちを拾えていたので、デッキパワーはとても高いと思います。
当たり運が良かったのと、トップデッキがかなり上振れていたのもある。
……運だけでは?
◯触ってみた感想
箇条書きです。
土地多めの初手はキープする場合が多い。
↑トップで引いていくデッキなので、ある程度は許容する。
なんなら色が出ないカードがあってもキープする。
相手がハンデスするデッキであれば特にその認識がある。
パイオニア神挑戦者決定戦では無駄省き相手にそんなキープをした。
緑の出ない土地4枚と豆、白日、オムナムというキープをした。
↑《思考囲い/Thoughtseize》を唱えてきた相手には「正気か?」みたいな顔をされた。
※良い子は真似しないでください。
変に厳しいマリガンをするとむしろ詰む。
↑土地を5枚置くのが大前提のデッキなので、初手枚数を減らすのは悪手という認識。
とはいえ限度があるだろ。
土地の置き方は何回も回して身に染み込ませるしかない。
色々言ったけれど、土地2枚でもキープするときはする。
その場合は流石に色が合わないとキープしない。当たり前体操。
受けのデッキなので時間が掛かるときは掛かる。サーチとか含め全体的なプレイを早くできるようにはしたい。
以上。
あと、土地基盤の正解はよく分かっていない。
見る人が見れば詰られる配分かもしれない。
□以下。雑多な備忘録。
アマリアコンボがコンボを達成しつつ《霊気貯蔵器/Aetherflux Reservoir》をトップに置いた際、《アマリア・べナヴィデス・アギーレ/Amalia Benavides Aguirre》を除去しつつ《白日の下に》を唱えられるのであれば《星界の騙し屋、ティボルト/Tibalt, Cosmic Impostor》でトップを弾けるので覚えておく。
ただし、探検している際に相手がサイクリングランドを拾い、2マナ浮きで返して来た場合は素直に《漂流自我/Unmoored Ego》しましょう。
《至高の者、ニヴ=ミゼット/Niv-Mizzet, Supreme》はイゼフェニに対する蓋性能がかなり高いのですが、それを対策してかサイドに《標の稲妻/Beacon Bolt》を入れるリストを時折見るのでサイド後は過信しないように注意する。
◯新規カードについての所感
《泥沼の略奪/Pillage the Bog》はデッキを掘り進める性能がかなり高いので増やしていいと思いました。2-3枚入れたい。
5ターン目(4ターン目)に《白日の下に》(からの特定のカード)を唱えられないと巻き返せない場合がままあり、《泥沼の略奪》はその再現性を高められる役割を持つカードとなります。80枚デッキで再現性を高められるのであれば入れるべきですよね。たぶん。
《負け知らずの精鋭射手、リラー/Lilah, Undefeated Slickshot》は意外と強かった。
せっかく除去を躱す構成なのに、いいマトを出すのは正直どうなのかと思ったけれど、このカードは5マナとして扱うのが適切でした。たぶん。
《負け知らずの精鋭射手、リラー》を出してそのまま2マナ域の呪文を唱え、最低でも一度は計画する。と、そういったことを意識するべき? だとは思いました。《泥沼の略奪》を計画した時はだいぶ気持ち良かったです。
アグロ系のデッキに対しては壁として投げつけるときもままあります。生き残って返しに《稲妻のらせん/Lightning Helix》や《轟音のクラリオン/Deafening Clarion》が使えたら「今日は運勢がいいな~」と感動できます。
《轟音のクラリオン》を唱えると果敢が先に誘発して死ななくなるので、覚えておくと幸せになれることがあるかもしれません。次のターン以降に全体3点がもう一度使えるようになるので、ビートダウン系のデッキに対しては覚えておきたい。
《古のヤギ角/Ancient Cornucopia》は強かったです。
当時、MTG Wikiでボロクソに書かれていたが5cニヴに採用されていることがあり、ライフゲインが強いと風の噂で流れてきたので購入して投入。
実際、かなりライフゲインが染みた。
新規カード以外についてはnoteとかで検索すれば先達たちが説明しているのでそちらを参照してください。
《稲妻のらせん/Lightning Helix》がパイオニアリーガルになったおかげでアグロ耐性が上昇したのも使用率増加の一因なんですかね。
《至高の者、ニヴ=ミゼット/Niv-Mizzet, Supreme》によるバーンプランが取れるようになったのも偉い。
◯《森の女人像》抜き5cニヴが見受けられる
《森の女人像/Sylvan Caryatid》でも《古のヤギ角》でも《白日の下に》を唱えられるターンに違いはないので、2ターン目に出せる《森の女人像》の強みとはなんぞや? という考えになる。
□《森の女人像》のいいところを挙げていこう
比較対象である《古のヤギ角》についても触れていくよ。
3ターン目に最大4マナの動きが可能になる。
→1+3や2+2の動き、後は《創造の座、オムナス/Omnath, Locus of Creation》のポン出しとなるが、流石に後者の《創造の座、オムナス》ポン出しは行ったところで声を大にして「強い」と言える場面がそうそうないのでまぁ論外だろう。前者の2アクションは盤面の脅威を除くことが出来れば続く4ターン目の《白日の下に》から《ニヴ=ミゼット再誕/Niv-Mizzet Reborn》を出して即座にマウントを取れるようになる。
→ここが強みとしては最大になるとは思う。あとは0/3を活かして2/*のクリーチャーのアタックを止めて序盤の被弾を抑えられるという点だろうか。
→《古のヤギ角》はライフゲインがあり、序盤の被弾分を取り返せるので利点としては弱い。
基本的な除去に当たらない
→呪禁が偉い。安定してマナジャンプできる。信じて場に送り出すことができる。
→が、ここ最近はなんやかんや環境に居続けているボロスヒロイックや《血管切り裂き魔/Vein Ripper》を意識してか黒系のデッキでは布告系除去の採用枚数が増えており、信じて送り出した《森の女人像》が《シェオルドレッドの勅令/Sheoldred's Edict》や返しの《ヴェールのリリアナ/Liliana of the Veil》によって沈んでいくという事案が起きており、信用性が低下している。
→《古のヤギ角》は破壊不能や呪禁はないが、アーティファクトなので触れられにくい。ただし過信は禁物。
□《森の女人像》の困ったところを挙げていこう
布告除去のせいで利点に翳りがある
→上述したように、黒系のデッキに対しては呪禁持ちマナクリとしての強みが発揮できない場合がある。クリーチャーであることの弱みが出ている。
→ただし、クリーチャーではあるので、早期に投下された《血管切り裂き魔》に除去を使う際に護法のコストとして使用できる。これはクリーチャーであることの利点がある。
→でも、吸血鬼には構造上有利のはずなので、そっちに目を向けるのは違うんじゃないですか?
→そっすね。
後半の腐り方が尋常じゃない
→後半のトップ引きが1ミリも嬉しくない。
→《古のヤギ角》の後半引きはまだマシ。それでも何かを引きたいときに引きたくはないが。
→重ね引きしたときの嬉しさがあまりない。
→《古のヤギ角》は重ね引きした場合、それぞれライフゲインが誘発するので延命がしやすくなる。
→また、《古のヤギ角》は《空を放浪するもの、ヨーリオン/Yorion, Sky Nomad》でブリンクした場合、《森の女人像》と違って召喚酔いをしないためすぐにマナを出すことができ、《空を放浪するもの、ヨーリオン》を唱えた後の隙を減らすことが出来る。
□総括
《森の女人像》を抜いて《古のヤギ角》だけを採用するのはアリなんですね。
→5cニヴというデッキのコンセプトには合っていて、役割が近いのでそうなる。
→《森の女人像》を抜いたほうがデッキがソリッドにはなる?
→いかに《白日の下に》をさっさと唱えるか、というのが重要視されるのであれば両方を採用してマナジャンプの確率を上げるほうがいい?
以上、実際のところどうなんでしょうね。
◯サイドについてはなんもわかりません。
一番大事な部分なのにね。
コントロールとアグロが苦手で、当日はコントロール少なめアグロ多めを想定してアグロ耐性を上げようとサイドボードに《致命的な一押し/Fatal Push》を忍ばせたりしましたが、全然当たらなかったのでメタ読みがとても下手くそ。コントロールめっちゃいましたね。
《概念泥棒/Notion Thief》は1枚しか手元にないだけです。みなさん2枚積んでいるので2枚の方がいいんだとは思います。イゼフェニやロータス相手に入れたことはあるけれど引けた試しがないので感触は不明です。
《夢を引き裂く者、アショク/Ashiok, Dream Render》は80枚デッキで《白日の下に》から持ってこれないのでどうなの? みたいな雰囲気がある。でも、アマリアコンボにはよく刺さるので抜くに抜けない。当日は全然いなかったけれど。
《神秘の論争/Mystical Dispute》や《ドビンの拒否権/Dovin's Veto》はふんわり使っています。
5cニヴの使用者が増えてミラーが頻発するようなら《約束された終末、エムラクール/Emrakul, the Promised End》を入れるのが良さげですよね。サイドに入っているのを見て強そうだと思いました。
そんな感じでした。以上です。
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