【ポケモンSVシーズン2ダブル】誓い湿原

投稿したつもりになってたけど投稿してなかったー!
っというわけで、少し遅れた投稿になります。

シーズン2では剣盾でやった誓い湿原をもう一度やろうと思い組んでみました。試しに組んでシーズン1の期間中カジュアルで数戦やったんですが、ことごとく負けてしまって……。ただ、自分の中の逆張り精神が「こんなところで諦めんじゃねぇ!」と叫んだので突き進みました。
シーズン終盤(1月末)の順位は3,8121位で、勝率は103戦で44%でした。次シーズン用の構築が完成して以降はそれでランクバトルをしていたので、最終順位は不明となりました。
そんなわけで構築紹介始めます。

【構築】


【運用】

<基本選出>
先発:マスカーニャ、ウェーニバル
控え:※シビルドン以外から2匹

先発2匹は1ターン目に誓い技を決めて、その後可能な限り殴る!その後控えもひたすら殴る!
誓い技の有効ターンは短いので、バトル終盤はだいたい効果が切れる。なのでウェーニバルが終盤に残っている場合はこごえるかぜで上を取れる準備をしておくのがポイント。相手に壁張り(主にオーロンゲ)がいる場合は壁破壊のためハギギシリを選出する。
剣盾時代(参照: https://note.com/mid_galaxing/n/n7f5a5ca3c900 )は、誓い手は誓い技使用後に可能な限り速やかに退散してもらうことが重要だったが、今作は誓い手の自主退場が困難だったので誓い手にもしっかり戦ってもらうことが重要だと感じた。

相手がどう見てもトリパの場合、誓い技を狙わずそのまま戦う形を取る。トリル使いはエスパーが多いので先発はマスカーニャ、ハギギシリになることが多い(はたきおとす+かみくだく)。トリルが阻止できなくても相手のメインアタッカーがコータスならウインディとヌメルゴンで受けて処理できるので意外と何とかなった。

【個別解説】

(1) マスカーニャ
特性:へんげんじざい
性格:ようき
努力値:A252 S252 HP6
テラスタイプ:くさ
技:くさのちかい、トリックフラワー、はたきおとす、まもる
持ち物:きあいのタスキ

高い素早さから誓い技を仕掛ける。今シーズンの参加可能ポケモンの中でマスカーニャの素早さはかなり上位であり、上を取られる状況は少ない。相手のおいかぜや天候倍速で上を取られてもタスキがあるので誓い技を妨害されづらい。
ねこだましやスカーフでタスキを潰されて倒される可能性もあるが、その恐れがある場合はまもるから隣のウェーニバルのこごえるかぜで次のターンに誓い技を仕掛ける。
誓い技使用後はトリックフラワーやはたきおとすで戦う。前述の通り、この構築では誓い手もしっかり戦う必要がある。火力もあるので相手側も放置せず倒しにくるため、結果的に退場を促せる。

(2) ウェーニバル
特性:げきりゅう
性格:ずぶとい
努力値:HP252 B84(実数値122) C174
テラスタイプ:みず
技:みずのちかい、ハイドロポンプ、こごえるかぜ、エアスラッシュ
持ち物:とつげきチョッキ

誓い技の成功率を上げるために耐久調整を行った。
防御はようきマスカーニャのトリックフラワー確定耐え。特防はとつげきチョッキ効果でひかえめFCロトムの10まんボルト確定耐え。
最初はHC252振りだったけど、これだとあらゆる攻撃で倒されちゃって誓い技全然成功しなかったのでこの調整になった。
特殊型なのは誓い技の威力UPのため。この調整だと攻撃実数値126、特攻実数値127でほぼ同等だが、物理技は反動ダメージや能力ダウンがあって使いづらいので特殊型の方が動きやすいかった。
序盤に倒されない場合は放置されることが多かったので、こごえるかぜで隣をサポートできたのはなんだかんだで良かった。ただ、火力はない。

(3) ウインディ
特性:もらいび
性格:いじっぱり
努力値:HP252 A252 S6
テラスタイプ:かくとう
技:フレアドライブ、インファイト、じゃれつく、アイアンヘッド
持ち物:たつじんのおび

誓い手退場後のメイン物理アタッカー。火力は高く耐久もそこそこあるが、アイアンヘッド以外は反動や命中に難があるため技の選定が難しかった 。
最初はアイアンヘッドの枠をワイルドボルトにしてたが、使用頻度が低かった点や数が多いニンフィアに無反動の打点が欲しかった点からアイアンヘッドに変更した。ただし、HP振りニンフィアは倒せないので注意。
特性もらいびなのでコータス相手に出せば無効化しつつフレアドライブの強化が可能。このおかげでコータスメインのトリパはかなり戦いやすかった。テラスタルすればだいちのちからも耐えられる。
素早さは無振りでも実数値115なので、相手側おいかぜ+湿原状態(相手素早さ1/2)のとき最速マルマインも抜ける。S6は……、なんとなく振っちゃった感じ。

(4) ヌメルゴン
特性:そうしょく
性格:ひかえめ
努力値:HP252 C252 S6
テラスタイプ:ほのお
技:りゅうのはどう、だいもんじ、ハイドロポンプ、まもる
持ち物:いのちのたま

誓い手退場後のメイン特殊アタッカー。ウインディ同様、火力と耐久が高めなので動きやすい。テラスタイプがほのおでフェアリー耐性が付けられるので、テラスタルすればフェアリーの相手も可能。また、ドラゴン弱点もなくせるので相手のドラゴンに対しても優位に戦える。耐久高めとは言ったが、いのちのたまの反動は大きいため注意。
特防が高いため耐性と合わせてコータスの相手がしやすい。ウインディと合わせて選出すればコータスメインのトリパは対策が容易。
素早さは実数値101なので、相手側おいかぜ+湿原状態で最速130族まで抜ける。

(5) ハギギシリ
特性:がんじょうあご
性格:いじっぱり
努力値:HP222 A252 S36(実数値117)
テラスタイプ:みず
技:サイコファング、ウェーブタックル、かみくだく、こおりのキバ
持ち物:とけないこおり

相手の壁破壊要因。がんじょうあごの効果でサイコファングの火力はウインディのフレアドライブを超えるため、アタッカーとしても優秀。
壁破壊を担う関係で素早さ調整を行っている。この構築のメインアタッカーで一番素早いウインディより速い実数値117となるよう調整した。

(6) シビルドン
特性:ふゆう
性格:ひかえめ
努力値:HP6 C252 S252
テラスタイプ:でんき
技:10まんボルト、かえんほうしゃ、りゅうのはどう、まもる
持ち物:ひかりのこな

いろいろ補完したくて入れたシビルドンだったけど、結局火力も耐久も素早さも全部中途半端になってしまい運用欄に記載した通り選出しなくなってしまった。これは完全に私のミス。
火力面は弱点を突かなければアタッカーとしては不十分だと感じた。種族値105の威力90は火力UPの道具がほしくなる。いのちのたまやたつじんのおびは他に適任がいたし、後述の耐久面が気になったのでひかりのこなになった。
耐久面は無振りだといろんな攻撃がほぼ確2。等倍でも道具やテラスタルで火力が上がったアタッカーに対しては1撃で倒されることも少なくなかった。この脆さを補いたくて1割運ゲーに持ち込めるひかりのこなを持たせたが、結局それも気休めだった。
素早さは準速で実数値102。相手が追い風下でも最速130族まで抜けるが、そこまで速くする必要性は特になかった。HPに振って硬くしとく方が良かったと思う。
シビルドン使うなら役割を明確に持たせないとダメね。反省……。

【所感】

湿原ターンを有効利用できてなかったというのが率直な感想。マスカーニャもウェーニバルも本来は優秀なアタッカーだけど、誓い技の成功に注力するとその優秀さが損なわれてしまうので、誓い技をメインに据えるのではなく「できそうな相手にやる」くらいの扱いにした方が戦いやすそうだと感じた。

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