No.23《公務員試験概要》 Q&A【長野県職員採用試験(行政A・B)の過去実施状況(2016年~2023年)】に関する質問につきまして 今年・来年受験予定の方、両試験の過去データを分析しながら最終合格への対策を一緒に考えましょう ※10/27最終更新しました
いつも私の記事をお読みいただきまして、ありがとうございます。
本日5月21日の4週間後(1ヵ月後)の6月18日(日)は、長野県内をはじめ全国の多くの自治体で各職員採用試験が実施されますね。
この日に受験予定の方は、もう1次試験の最終調整に入っているのではないかと思いますが、先週行ったコンサルティングの中で来年度長野県職員採用試験(行政A)を受ける予定の学生さんからタイトルに書いた質問をいただきました。
そこで、長野県のホームページでは長野県職員採用試験の単年の実施状況は公表されていますが、過去数年間でどのような変化(特徴)があるのかを把握しておきたいということでしたので、簡易的ではありますが下図のグラフを作成してみました。
2023年度 行政B【秋季チャンス】20名程度 受験者 118名(女性37名)
受験者数は昨年に比べて63名減少
2次試験では男性11名 女性5名が受験し、最終合格者は男性1名 女性3名
男性は81名受験して途中辞退者がいるものの、最終合格者は11名中1名
女性は37名受験して男性と同様の状況ながらも、最終合格者は5名中3名
20名程度で最終合格者数は4名(2割)はパレ法でいう優良新卒者d(^^)b
いかがでしょうか?見て下さった方それぞれのお考えやご意見があると思いますが、私が長野県職員採用試験(行政A・B)2次選考の対策支援を過去5年間行った経験を振り返り、改めて感じる変化(特徴)は、
上記の補足
長野県職員採用試験を複数回受験可能な組み合わせは
○ 行政B(春季)と行政B(秋季チャンス)
○ 行政Aと行政B(秋季チャンス)
の2パターンのみです。(× 行政B(春季)と行政A)
行政B(春季)受験者は、行政B(秋季チャンス)、つまり行政B試験しか受けられません。
上記した最後の※2については、志望順位が高い民間企業のインターンシップに参加し、その後の座談会や個人面談、2月頃から始まる早期採用選考を受け、見事内々定を得た経験を活かし て(行政B)試験を受けている点
→ ダメでも諦めがつく余裕?からか、切羽詰まらずのびのびと試験に臨んでいる姿が元々ある実力に加え、さらに強みになっているのではないかと思うのが大きな理由です。
毎年の話になりますが、内々定を承諾している(書面等による入社への意思表明を済ませている)にも関わらず、企業側には何も伝えないまま(黙っているのが一般的?)公務員試験を受ける学生さんを目の当たりにしています。
学生さんの立場を考慮すれば、上記した内容が内々定先の企業に知られなければ問題無いだろうと考えるのも分からなくはないですし、それに賛同・肯定するアドバイザーがいるのも事実です。
しかし、私のような求職者側だけでなく、採用を行う企業側も支援するキャリアコンサルタントとしては、企業側へ公務員試験を受ける旨を内々定学生に助言すること自体が憚られる風潮になっていることに対し、複雑な思い以上に疑念を感じずにはいられないのが、率直な気持ちです。。。(-_-)
少し話が明後日の方向に進んでしまい失礼しましたが、本日は以上のような内容を質問の回答とさせていただきました。
来年度はもちろんですが、来月実施される長野県職員採用試験(行政A)、9月に実施予定の行政B(秋季チャンス)を受験される方々にも参考になる部分があれば幸いです。
セミナーに参加された学生さん、この記事を読んで下さっている学生さん、ともに公務員・民間企業の採用選考で内定を勝ち取ることを最後まで応援しております。
がんばって下さい!!