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デッキ紹介 第1弾

 こんにちは、ごっち@MicroLaboです。皆さん如何お過ごしでしょうか。僕は仕事が忙しくて心が折れそうです。

 気付けば先日の挨拶文を投げた時から月が変わってしまいました。歳を取ると時間が過ぎるのが早く感じますね。この調子でいけば還暦を迎える頃には日常が光の速さで過ぎていくことになりそうです。

「僕は、ついてゆけるだろうか
       君のいない世界のスピードに」

 大人気マンガ『BEACH』の中でも有名な第49巻の巻頭ポエムです。……ただただ言いたくなっただけです。今回のデッキ紹介には何も関係ありません。ちなみに僕は第5巻の巻頭ポエムが好きです。

 さて前置きも長くなりましたが、先日の宣言通り、少しずつ僕の所持しているデッキを紹介していきたいと思います。

記念すべき第1弾ということで、何を紹介しようか迷いましたが、せっかくなので普段から一番お世話になっているデッキに決めました。

というわけで、下記デッキレシピになります。

いかがでしょうか?一目見れば何のデッキテーマか一目瞭然ですね。
そうです、ハイランダーボルコンです。

どうやって紹介しようかと悩みましたが、動きにテンプレが無いことが特徴でもあるボルコンということで、個人的にオススメしたいカードをいくつかピックアップしてみたいと思います。

というわけで、紹介していくカードはコチラ!
ッババン!!

以上、15枚について解説していきます。


▪️奇石ミクセル/ジャミング・チャフ

 まずはこれ!このカードは序盤は盤面に干渉するメタカードとして、中盤から終盤にかけては呪文メタとして遅延やフィニッシュまでの動きを作ってくれる優秀なカードです。

 「ボルメテウスは焼却効果なのにフィニッシュに呪文メタって必要?」

と思う方もいるかもしれません。
 実は切り札であるボルメテウスを引けないことって結構あるんです。僕のボルコンはアドバンス構築になっているのでボルメテウスが引けないまま盤面が並ぶことも多々あります。
 そんなときに決着をつけるためのお助けアイテムがこのカードというわけです。


▪️異端流しオニカマス

 続いてはこのカードです。そろそろ親の顔より見たやつですね。言わずと知れた召還メタです。個人的にもメタカードとしてほぼ最強格だと思ってます。
 コイツ別に置換効果っていう訳じゃないので出た時効果は使われてしまうんですが、それを差し引いても「選ばれない」効果は大きいですね。
 あと召還メタというのが、踏み倒し環境に刺さっていて良い感じです。
 でも、バウンス効果は相手のターン中だけ!自分のターン中は発動しないので注意が必要です。


▪️オンセン・ボイラー

 お次はコチラ!割りと最近のカードですね。一言で言えばかなり優秀なやつです。
 ボルコンに限らずにハイランダーデッキの悩みの種はドロソの確保かなぁと思っています。カードがそれぞれ1枚ずつしかないわけですからどのカードも引く確率は 1/山札の枚数 なわけです。
 そう考えると2コストでデッキ3枚見ることが出来るのは優秀と言わざるを得ません。
 デッキトップと墓地にカードを送ることが出来るのも良い感じです。ハンデスされたくないカードはトップに仕込んで、腐るカードは墓地に落とせるのはゲームコントロールする上でかなり重要になる能力です。
 墓地のカードを使い回すクリーチャーも入っているので終盤で再利用も可能です。


▪️光牙忍ハヤブサマル

 出ました、マジで親の顔より見たやつです。ダイレクトアタックするとだいたい出てくるアレです。
 ボルコンはゲームコントロールに隙があると基本的に受けに回ることになるので、まぁ入れといて損はないです。というより絶対入れてください。
 実際にデッキを回していると、だいたいコイツがニンジャストライクで出てきて自分でブロックしてますが、ハヤブサマル自身はブロッカーというわけではなく、ブロッカーを付与する能力を自分に使っているわけですね。
 なのでスレイヤー持ちのカードと組み合わせると相性いいです。ST、スレイヤー持ちの「ジャック・アルカディアス」とか最有力ではないでしょうか。……僕の構築には入ってませんが。


▪️密かで華麗なるカイタイ

 これも比較的新しいカードですね。低コストで手軽に発動できるハンデス呪文です。
 このカードの優秀なところは、相手の手札を「見て」ハンデスできることですね。
 コンボデッキやコントロールデッキに対して確実にキーカードを落とすことができるので、かなり強いです。オマケに墓地ではなくシールドへ埋めるので墓地ソ相手にも遠慮なく発動できます。シールド増えてもどうせ燃やしちゃいますしね。
 ボルコンに限らず、ハンデスを軸にするデッキには欲しいカードですね。


▪️T・T・T

 なんと言うか、時代を感じるカードですね。さきほど紹介した「オンセン・ボイラー」は2コストで山札3枚を見ることができましたが、こちらは3コストで3枚ドローできます。……ちょっと意味不明ですね(汗)
 先日「サイバー・ブレイン」がプレ殿から殿堂に帰ってきましたが、これを越えるコスパの良さです。T・T・TにはSTはついていませんが、代わりにドロー以外にも 2つの能力があります。
 ひとつは相手クリーチャーのタップ能力ですね。3体までタップ可能な優秀な反面、相手のターン中に発動する方法があまりないというのがネックです。ただ水文明が含まれているので、ベガスから誘発できるというだけでもプラスです。
 そして個人的にはこちらを推していきたい。コスト軽減 + SA付与です。3コスト支払って次に召還するクリーチャーのコストを3軽減なので実質的なコスト軽減はできませんが、同じコストでメガ・マナロック・ドラゴンが最大 10マナロックしてボルメテウス・W(ホワイト)が即シールド焼却します。
 効果が3つもあるということで、序盤から終盤まで腐ることのないカードです。


▪️ブレイン・タッチ

 これもハンデス軸には欠かせないカードですね。「手札に来たら、とりあえず発動」みたいな感じで大丈夫です。
 基本的には序盤に打ちたい呪文ですが、比較的コストも低いのでしっかり盤面コントロールができていれば中終盤でも活躍できます。
 ボルコンを回す上で気を付けたいのは、手札を枯らさないことです。「ジャミング・チャフ」などにも付いている1ドロー効果は本当にたかが1枚、されど1枚という感じで非常に大切な効果になってます。


▪️トライガード・チャージャー

 続いてはコチラです。僕のボルコンに入っている唯一のチャージャー呪文です。
 能力としては「音感の精霊龍エメラルーダ」と同じシールド回収と追加効果です。
 「トライガード・チャージャー」と「エメラルーダ」の2択ならかなり意見の別れる所だと思います。「トライガード・チャージャー」の強みは「エメラルーダ」よりもコストが軽く、さらにチャージャー効果でマナ加速できる点です。逆に「エメラルーダ」を採用する場合というのは主にブロッカー持ちであることと、「時の法王ミラダンテXⅡ」に革命チェンジできる点がメリットです。
 「ミラダンテ」は次の相手のターン終了時まで相手のクリーチャー召還を封じて、さらに場に出た時に手札の呪文を誘発してくれるのでかなり強力なパワーカードです。
 僕の構築には「ミラダンテ」は採用していないので「トライガード・チャージャー」を採用している形になります。


▪️天使と悪魔の墳墓

 次に紹介するのはコチラ!まさにこのカード無しにハイランダーを組むことが有り得ないぐらいのカードです。
 効果は「お互いのバトルゾーンの同名クリーチャーを破壊。その後、お互いのマナゾーンの同名カードを破壊する。」という能力です。マジでハイランダーのために生まれてきたカードです。ただし、お互いの場を参照するのでたまに自分のカードも吹っ飛ぶことがあります。
 個人的に、最近のデッキは4×10枚構築やそれに近いものが多いように感じています。そんなデッキに対しては一発でゲームを終わらせるようなパワーを持ったカードです。


▪️調和と暴動の混乱

 これまた新しいカードですね。効果は「シールド追加」と「ターン中にクリーチャーが攻撃する度、そのクリーチャーよりもパワーが小さい相手クリーチャーを破壊する。」というものです。
 1つ目の「シールド追加」はシンプルですね。受けに回ることがあるボルコンにとってはかなり強力な効果です。
 2つ目は所謂、「面に対しての制圧」です。自分のターン中に発動すると、自分のクリーチャーが攻撃する度に相手クリーチャーを破壊、逆に相手のターン中に発動すれば相手クリーチャーが自分を攻撃する度に相手クリーチャーが自滅していくので1ターンで複数のクリーチャーを処理することができます。
 実は僕の構築では個々への対処は割りと得意ですが、横展開されるとキツイという弱点があります。「調和と暴動の混乱」はその対策として採用しています。
 同じく横展開への対処としては「アポカリプス・デイ」や「九番目の旧王」などもオススメです。


▪️Wave ウェイブ

 そろそろカード紹介も終盤戦です。というわけで、このデッキの中核を担うカードの紹介です。
 召還でしか出た時効果が発動しないという制限はあるものの、初動で使ったハンデス呪文や手札交換呪文を使い回したり、ターン毎にGR召還でギミック誘発などアドバンス構築に欠かせないカードパワーです。
 デッキに入っている「DOROROOON・バックラスター」と組み合わせればゲーム中盤から終盤にかけての盤面制圧はお手の物です。
 なかなかのハイスペックカードですが、5コストとなると速攻ビートデッキに対しては遅れを取ってしまいがちです。もちろんそれについてはコントロールデッキの宿命とも言えるわけですが、気になる方は「Wave All ウェイボール」を採用するのも有りかと思います。呪文の誘発効果はなくなりますが、GR召還での横展開は同等のスペックになります。


▪️メガ・マナロック・ドラゴン

 次はこの最強マナロックカードです。出た時に各文明1枚ずつ、つまり最大5枚まで実質的なランデスをする遅延能力最強クラスのパワーカードです。
 しかもこの能力は攻撃時にも発動します。毎ターン5ランデスとか地獄ですね。さらに「T・T・T」と組み合わせれば、出てきたターンに最大10ランデスです。友達が減ること間違い無しです(笑)
 しかも最近は20thパックで3色以上のデッキが超強化されてますから、いろいろなデッキに刺さります。
 ただ気を付けたいのは、ゼロ文明はロックできないということです。あれは文明を持っていないカードなので「メガ・マナロック・ドラゴン」の効果範囲外になります。「希望のジョー星」を出された日にはクソ雑魚ナメクジもいいところなので素直に発狂しておきましょう。


▪️メヂカラ・コバルト・カイザー/アイド・ワイズ・シャッター

 どんどんパワーカードが続きます。「メヂカラ・コバルト・カイザー」は相手クリーチャーが場に出た時に、そのターン中に相手クリーチャーに攻撃をさせないという能力を持っています。さらに相手が呪文を使うと自分は2ドローできるオマケ付き。
 相手に戦力を追加させないというのはゲームをコントロールする上でトップクラスに重要な課題です。
 まさに存在自体が正義なカードになっています。
 呪文側もかなり優秀な受け札で、STとして発動すればかなり長い間相手クリーチャーをタップ状態にできます。


▪️怒流牙サイゾウミスト

 コイツもマナが貯まりやすいデッキにはだいたい入ってますね。「ハヤブサマル」と合わせてデッキの最後の砦を守る門番です。
 能力はシールドの追加で「ハヤブサマル」と違いブロックされないクリーチャーに対しても確実に遅延ができる強力なカードです。
 ゲームが長引いたりした場合には山札回復にもなってゲームのアドバンテージも取りやすくなります。
 弱点としては、やはりコストが重いことですね。現代デュエマでは7コストも溜めさせてくれないことはよくあります。そういう時は自分のシールドを信じましょう。右手を光らせれば大抵なんとかなります(笑)


▪️禁時混成王ドキンダンテXXⅡ

 カード紹介は一旦これで最後になります。このデッキの最終兵器です。
 新効果「EXライフ」に加えて、登場したターン中は相手クリーチャーの効果を全無視してしまいます。
 さらに相手ターン中に、相手が9コスト以下のクリーチャーを召還したり呪文を唱えたりすると、自分は1ドローして9コスト以下の呪文を唱えるという誘発効果付き。
 まさに文字通りの最終兵器ぶりですね。 
 このデッキに採用して強い点はデッキに入っている呪文はすべて「ドキンダンテ」で唱えることができるという点です。デッキレシピを見てもらえばわかりますが、コイツのコストが1番重いんですね。
 やっぱり切り札には重いコストが似合いますね。


▪️以下雑談と少し入れ替え候補案

 デッキ紹介如何だったでしょうか。といってもデッキというよりはカード紹介でしたが…。
 僕は普段からボルコンを使っていて店舗大会やフェスなどに出るときは決まって握っています。

 でも実はボルコン握り始めたのって数年前からなんです。それまではヘヴィ・デス・メタルのデッキを握っていました。それにデュエマを始めて最初の相棒はドルバロムだったんですよね。

 とにかく楽しいデッキを組みたくて、僕の中で辿り着いた答えがボルコンでした。ただ一口にボルコンと言っても、今回紹介したハイランダー以外にもハンデス型やランデス型、除去型などたくさんの種類があります。皆さんもオリジナリティ溢れるデッキで遊んでくれたらなぁと思います。

 ここまで読んでいただきありがとうございます。今回は紹介できなかったボルコンの魅力がまだまだたくさんあります。僕の語彙力では語れませんでしたが、少しでも皆さんの参考になれば嬉しいです。
 下に少し入れ替え候補のカードを載せておきます。良ければ見ていってください。



▪️悪魔龍ダークマスターズ
▪️残虐覇王デスカール/ロスト・ソウル
▪️執拗なる鎧亜の牢獄
ハンデスを強化したい場合にオススメ!

▪️ドリル・スコール
▪️龍神メタル
▪️腐敗勇騎ドルマークス
ランデス軸を取り入れたい場合にオススメ!

▪️ジ・エンド・オブ・エックス
▪️闇鎧亜ジャック・アルカディアス
▪️九番目の旧王
盤面処理してゲームを優位に!

▪️十・二・神・騎
▪️デモンズ・ライト
▪️リロード・チャージャー
リソースの確保や手札の入れ替えに!

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