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この記事は漫画『BLEACH』のネタバレを含みます

 お疲れさまです、ごっち@MicroLaboです。

 皆さん漫画読んでますか?僕にとって漫画は人生の教科書でした。

 特に少年漫画が掲げる友情・努力・勝利は人生で成功を納めるために必要な要素を凝縮させたかのような響きです。

 さて、タイトルにもあるように『BLEACH』について少し話そうかと思うのですが、皆さんはどのキャラが好きですか?僕はチャドが好きです。数多のオサレキャラ達を押し退けて、僕の中ではチャドが一位です。

 「……チャドの霊圧が………消えた……?」でよくネタにされるチャドですが、主人公である一護との出会いは少年漫画らしいアツい展開で読んだ当時の僕はそのストーリーに震えました。
 その後『破面編』で披露された「巨人の右腕」と「悪魔の左腕」にも当然大歓喜でした。

 ……ただチャドは今回の話題には全く関係がありません。チャドファンの皆さん、申し訳ありません。

 今回話していくのは握菱鉄裁(以降テッサイ)です
 ほぼ最初期から本編に登場し、初登場時は浦原商店の従業員として登場しました。
 しかし、単行本36、37巻の過去編にて、かつては鬼道衆を率いた大鬼道長であったことが判明。出オチ感満載のキャラが実は作中屈指の強キャラだったわけですね。

 ではそろそろ本題に移ろうかと思います。
 それは縛道の九十九「禁」の第二番以降はテッサイのオリジナル鬼道ではないかということです。
 縛道の九十九「禁」は通常の「禁」を発動後に第二番「卍禁」へと繋がります。「卍禁」は初曲「止繃」、弐曲「百連閂」、終曲「卍禁太封」の三部構成で現在確認されている縛道のうち唯一殺傷能力を持つ鬼道です。
 しかし、同じ九十九番の「五龍転滅」に第二番などは確認されていません。

 『BLEACH』内の小話として浦原さんが鬼道の扱いが得意ではないと自称しているのは有名です。
 ハッキリと理由は描写されていませんが、一緒に働いているテッサイが元大鬼道長という鬼道のスペシャリストであることから鬼道が得意ではないと自称しているというのが有力な考察です。

 鬼道が得意ではないと自称しながらも浦原さんの鬼道の腕前は凄まじいものです。本編では破道の九十一「千手皎天汰炮」を放ったり、オリジナル鬼道で藍染を封印したり、小説では破道の九十九「五龍転滅」をアレンジして放っていたりと得意ではない発言がもはや皮肉です。

 さて作中でも屈指の性能を誇り、もはやオリジナル鬼道で『破面編』のラスボスを封印しちゃう浦原さんですが、恐らく鬼道の実力だけで言えばテッサイはこれを越えるはずです。作中でも禁術に指定されている「時間停止」と「空間転移」を同時使用して浦原さんを驚愕させています。

 オリジナル鬼道は浦原さんだけでなく、既存の鬼道を組み合わせることで五番隊・副隊長の雛森も披露していることから

「高等技術ではあるものの実現可能な技術」

であることが分かります。

 つまり描写こそされてませんが、鬼道のスペシャリストであるテッサイがオリジナル鬼道を開発している可能性は十分に考えられるかと思います。
 しかし、もし本当に「禁」の第二番以降がテッサイのオリジナルだった場合、作者の久保先生は物語序盤から凄まじい大技を披露していることになりますね(笑)
……そう考えるといろいろ凄いです。(語彙力どっか行った)

 さて、『BLEACH』に登場するテッサイについて少し考察してみました。考察というよりは閃きとか妄想という方が正しい気もしますが、自分的には満足です。

 今回の記事で少しでも『BLEACH』興味が湧いたり、面白いと思っていただければ幸いです。
 ここまで読んでいただきありがとうございます。また別の機会にお会いしましょう。

 

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