見出し画像

マツシタさんの説明書

プロフィール的なもの

1982年生まれ。WheeLog で事務やってる人。修士卒の博士中退。専攻は神経生物/発生学。専門は観光と福祉。趣味は写真と中国語。特技は日舞。得意なことはパソコンと整理整頓。保有資格は台湾の永住権と外語領隊人員(外国語添乗員)

時代変遷

研究時代(20代前半)〜闇時代(20代後半)〜台湾時代(30代前半)〜福祉時代(30代後半)

フワフワしていた研究時代

研究時代は、フワフワした理想を追いかけていた時代。研究をしていたら何か大きなことができるのではないか、社会に貢献できるのではないか、とフワフワ考えていた。しかし、フワフワしていたので、やればやるほど目的感がないことに不満が溜まっていった。この研究が何のためになるのか、全くわからなくなり、行き詰まった。研究がただの自己満足の世界にしか思えなかった。今思えば、もっと研究の先を考えながら研究できれば、その筋道を現実的に考えて実行できれば、とても理想的だったのかもしれない。しかし、自分にはその想像力がなく、筋道を立てる力もなく、詰んだ。今思えば、重箱の隅をつつきながら、ほふく前進のように進める仕事は性に合わないので、続けなくて正解だったのだろう。遅かれ早かれ詰んでいた。

ひたすら真っ暗な闇時代

闇時代は、精神的に不調になっていたこともあるが、どちらかといえば、自分が何をすればいいのか、全くわからなかった時代。無力感に苛まれて、完全に闇の中に落ちていた。今思えば、いろんな仕事を試した時期でもあり、人生の模索時代と言ってもいい。日雇いバイトをしながら、いろんな社会を見学できたので、社会的な基礎力がついた。それはそれで良かったのかもしれない。

超絶進化を遂げた台湾時代

台湾時代は、挑戦の時代。とにかくこの社会で生きていく。それが目標だった。生活・文化・社会・思想がまるで違う、言葉すらまともに話せないという、マイナスからのスタートで、とにかく必死に毎日を生きていた。できないことが当たり前。落ちこぼれの最下層で、あらゆる人に教えを乞いながら生きていた。マイナスからプラスの成功体験を積み重ねて、人生の自信をつけられた。観光業をやりつつ、仕事以外でもいろんな人たちに会って、自分の世界観が広がった。ただ、自分のやりたいと思ったこと(台湾に住んで中国語をマスターすること)を達成したけれど、そこに満足はないと気づいた。そして、観光でサービスすることは良いことだし、困っている日本人を助けることもそれなりにあって、そこそこ感謝もされる。自分はそこそこ楽しいし、そこそこ満足できている。でも、もっと他者や社会に貢献できることがあるのではないか、と物足りなさを感じるようになった。自分の満足から他者の満足に視点が移行した時代。

カオスの先にたどり着いた福祉時代

そんな悶々としていた台湾時代に、やりがいと貢献を感じられる福祉というテーマを見つけた。そしてやってきた福祉の時代。現在進行形。研究時代に見えなかった解決すべき課題がはっきりしていて、自己ではなく他者の課題解決に貢献できるもの。また、個人の問題だけでなく、社会システムの問題も含め、ミクロとマクロの双方から取り組む課題でもある。場当たり的な仕事ではなく、これからの社会を作っていく仕事でもある。現在進行形なので、なんとも評価できないが、まず後悔はない。

さてこれからどうする?

ということで、今の時代を生きることに、とても満足している。すべてが整って今に行き着いているように思うので、深いことは考えず、このまま進もうと思う。今を思い切り生きていけば、これからは自ずと拓かれる。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?