観光以上、移住未満。地域の新しい楽しみ方~東伊豆トライアルステイ~/micro development inc.【イベントレポート】
1.東伊豆町でお試し移住体験をしてみた!
例えば、地元の人になりきって過ごしてみる。
例えば、広大な海と山に囲まれた場所で仕事をしてみる。
これは、首都圏に住む二人が東伊豆町でお試し移住体験をしてみたら、今までには気づかなかったことを発見できたり、遠いまちに知り合いができたりしたお話。
2.観光でも移住でもない、地域との新しい関わり方
今回の記事では、2024年2月に開催された「東伊豆トライアルステイ」に参加されたお二人へのインタビューをもとに、東伊豆町のローカルな魅力に入り込んでもらった滞在体験をお伝えしていきます!
「東伊豆トライアルステイ」は、観光や移住でなく、多様なかたちで東伊豆町と継続的に関わることができる機会として、レンタルスペースの予約プラットフォーム「instabase」を運営するRebase社と弊社との連携により実施しました。
一泊二日で東伊豆の日常を感じてもらう滞在体験を通して、一般の観光では経験できない、地域の人々との交流も含めた東伊豆町のローカルな魅力を生活者視点で味わっていただきました。
3.参加者プロフィール
TAKAE
美しい腸から人生の軸を整える美腸ピラティストレーナー/モデル。腸から本来のカラダを目覚めさせ可能性を拡大させます。腸から健康でHAPPYになる美腸ピラティス考案。
いづみん
星読み師/バリスタ。広告・PVモデルなどを経て、現在は占星術個人鑑定、出張バリスタをメインに活動中。
4.東伊豆トライアルステイをしてみて
インタビューでは、参加者のTAKAEさん・いづみんさんのお話を当日アテンドで同行した守屋が質問しつつ、伺っていきました!
4-1.海と山が身近にある東伊豆で滞在してみたい!
守屋:
今回の東伊豆トライアルステイには、どうして参加してくださったのですか?
TAKAEさん(以下、敬称略):
海と山が近い地方にもいつか住んでみたいと思っていて、今回体験移住プログラムのお話があったので応募してみました!今回のテーマで注目したのが「観光ではない」ということ。私自身、旅行をするときは観光よりも、「地元の人になりきって過ごしたい」と思っているので、良いなと思いました。
いづみんさん(以下、敬称略):
フリーランスでやっている自分の仕事は、自然が素敵なところでした方が捗ると感じていて、海も山も身近にある東伊豆町も見てみたいと思い、参加しました。
4-2.キャラが濃い地元住民と出会って、東伊豆町の凝縮された魅力を知った!
守屋:
東伊豆トライアルステイでの体験はいかがでしたか?写真で振り返っていきましょう!
TAKAE:
まずお邪魔した「m's slow food」では、地元住民の方がいらっしゃって。本多さん(m's slow food)と森田課長(東伊豆町企画調整課※当時)の掛け合いが繰り広げられていた(笑)。
いづみん:
あの二人と出会って稲取のことがよく分かったような気がした。
守屋:
あの二人に会ってもらえたら東伊豆のことが分かるのは本当かもしれなくて。さらに、学生時代お世話になった元役場の方もたまたまお客さんとして来ていて大御所三人が揃っていました(笑)。
いづみん:
東伊豆の方と話して感じたのは「壁がない」ということ。親戚のおうちに来た感じでした。あと、エネルギーとか活気もあって、明るい!
守屋:
濃い地元住民たちと出会った後は、展望台に上って景色を見に行きましたね。土地のパワーなど感じられましたか?
いづみん:
海の見える丘の上が好きで。募集ページの写真が良いなと思っていたのですが、展望台からの景色がそれで、「ここや!」とテンションが上がりました!
TAKAE:
展望台には柵がなくて大丈夫かな…?とも思ったけど、自然を直に感じられてとっても良かった!
守屋:
ここで何をしてみたいかブレストしてましたよね!
TAKAE:
こんなにも素敵な環境で何かできたら良いなと思ってました。例えば、軽く身体を動かした後にコーヒーを飲んでリラックスするとか!
守屋:
盛り上がりましたね!ぜひ、実現させていきたいですね!
4-3.東伊豆町で流れる時間は0.7倍速。
いづみん:
その後の「すみんこcafe」では、時間の流れが独特だなと感じました。ゆっくりすぎてびっくりしたほど。
TAKAE:
東伊豆での一泊二日を通して、予定はいっぱいに詰まっていてあっという間だったけど、時間はなんだかゆっくり流れていて、不思議だった…!
守屋:
分かります、ここにいたら時間が0.7倍速になったみたいに感じますね。
TAKAE:
雑音とか騒音とかもなくて、めっちゃ静かなのも良いなと感じました。無になれる場所だった。
守屋:
東京みたいに広告がある訳ではなくて情報量が少ないから、情報を処理するためにあまりCPUを使わなくて良い。それで時間の流れをゆっくり感じられたり、落ち着いたりできるのかもしれませんね。
晩ごはんは、現地住民のメンバーも含めて食べました。これも旅行だとなかなかできない体験ですよね。
いづみん:
本当に親戚の集まりみたいで(笑)。お子さんもご夫婦もみんなで一緒に他愛のない話をしました。
実は旅行に行くと身体がバキバキになったりして疲れちゃうことがほとんどなのですが、東伊豆では本当に親戚ワールドだしアットホームで、肩こり無く帰宅できました。
TAKAE:
翌朝は「すみんこcafe」でベーグル作り体験をしたり、子どもとおしゃべりしたりしたけど、こたつでみかんを食べているような雰囲気でした。
いづみん:
子どもが自分のおやつを分けてくれたりもして、嬉しかったし可愛かったし和みました。
守屋:
みんなで子育てするみたいな。こんなカフェないですよね!
4-4.受け取るだけでなく、何かしてあげたい
守屋:
みんなでTAKAEさんにピラティスも教えてもらったりもしましたね。あれから普段の生活でも姿勢に気を配るようになりました!
TAKAE:
素敵!私自身、ただの観光客としてサービスを受け取るだけではなく、自分も何かしてあげたいと思っていて、今回みなさんと一緒にピラティスをすることができて、心が満たされる良い体験になりました。
守屋:
旅行でお金を払って楽しむのも良いけど、それだけでは消費して終わりで、100%満たされない、みたいな。確かに分かります。サービスを受ける側ではなく、提供する側になることで自分も満たされる。これは一般の観光ではできない新しい体験になりそうですね!
4-5.東伊豆町は、逆・浦島太郎の世界?
守屋:
今回のトライアルステイはどうでしたか?いつもの旅行と違う点はありました?
いづみん:
人と繋がれたことが一番大きかったです。普段の旅行では誰とも話さないこともあるけど、稲取では人と話したり、ひとりでぼーっとする時間や猫ちゃんと戯れる時間もとれたり、仕事もできたり。バランス良く過ごせました。
TAKAE:
人との繋がりができたのは大きかったですね。ひとり旅をするときも色々な人と仲良くなったりしますが、その人は大丈夫な人なのか、不安な面もあります。ここで出会ったみなさんはアテンドしてくれた運営チームがよく知っている方々だったので、安心してお話しできました。
守屋:
時間の流れがゆっくりだったというご感想も印象的でした。僕自身も稲取にいると10分の休憩が30分くらい休めたように感じることもあります。
TAKAE:
時間のエコだ(笑)。
いづみん:
タイパが良い。
TAKAE:
老化も防げそうですよね。
いづみん:
逆・浦島太郎みたいな、ね(笑)
4-6.「移住」ではない、2時間以内が生活圏内になる生活もあり。
守屋:
「東伊豆トライアルステイ」を経て、今後東伊豆とこんな関わり方がしてみたい、という考えなど何かありますか?
いづみん:
地域おこし協力隊に応募してみようかな…!2時間で行き来できる湘南に実家があるので、「半二拠点」みたいな生活も良いかも、と思いました。東伊豆では、自然の中での外カフェとか、ポップアップとか、バリスタとか、色々な企画を楽しめそうです。
守屋:
良いですね!僕自身も、移住でひとつの地域だけに生活を集約してしまう必要はないのかも、と思っていて、「2時間以内が生活圏」という考えも良いなと思います!
TAKAE:
まだ具体的な想像はできていないけど、時々東伊豆に行ったりしたいな、と思っています。どういうスタイルができるかをこれから考えていきたい。遊びに行くだけじゃなくて、目的があって行ける場所になりそうな気がしてます。
守屋:
素敵です!展望台のブレストでもありましたが、このメンバーでもぜひイベントやりましょう!
5.おわりに
観光でも移住でもない、地域との新しい関わり方を探る企画「トライアルステイ」。今回参加してくださったお二人には、一般の旅行では体験できない、地域の人々との交流を満喫していただきました!(お二人とも移住や二拠点生活を考えてくださるほど!!嬉しいです!)
弊社では、レンタルスペースのプラットフォーム「instabase」を提供するRebase社との連携により「&LOCAL」プロジェクトを進めています。ぜひinstabaseも活用して東伊豆にお越しいただけたら嬉しいです!
今回の「トライアルステイ」のような企画をはじめ、今後も地域を拡大しつつ、「日本中にもう一つ “日常” になるまちをつくる」をコンセプトにプロジェクトを進めていくので、ぜひ今後の展開も楽しみにしていただけると幸いです!
0.7倍速で時間が流れる東伊豆での滞在に興味を持ってくれた方へ
記事の内容はいかがでしたか?
東伊豆では、時間が0.7倍速でゆっくり流れます。
キャラが濃い地元住民とお話ししたり、子どもと一緒にカフェでまったり過ごしたり。壁がない親戚ワールドを楽しめるかもしれません。
観光客として消費するだけではなく、自分自身がサービスを提供する側となることでより満たされる、地域での新しい滞在体験を味わうこともできるかも。
現在、東伊豆でのワーケーションのイベントを企画中です!
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