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フローラS~新馬戦・未勝利戦の評価(勝ち馬の傾向)

こんばんは。前回の記事の最後で書いたように、フローラSの分析をしていこう。世代限定戦の分析はキャリアが限られるため非常に難しい。そのため新馬戦や未勝利戦から好走するポテンシャルを考えてみたい。また今回は新馬戦や未勝利戦を重点的に分析して、複数の記事を書くつもりだ。今回は過去10年の勝ち馬を新馬戦・未勝利戦から分析してみた。

新馬戦は2着以内かつ上がり2位以内を評価

直近の過去5年は新馬戦を勝った馬がフローラSを勝利している。過去10年まで広げると、勝ち馬の新馬戦の着順は以下の通り。

エリカヴィータ:1着
クールキャット:1着
ウインマリリン:1着
ウィクトーリア:1着
サトノワルキューレ:1着

モズカッチャン:6着
チェッキーノ:2着
シングウィズジョイ:2着
サングレアル:1着
デニムアンドルビー:2着

過去10年で1着が6頭、2着が3頭と9頭は新馬戦を連対していた。次は新馬戦の上がり3F順位を見てみよう。

エリカヴィータ:1位
クールキャット:1位
ウインマリリン:2位
ウィクトーリア:2位

サトノワルキューレ:4位
モズカッチャン:6位
チェッキーノ:1位
シングウィズジョイ:2位
サングレアル:2位
デニムアンドルビー:2位

と、10頭中8頭が上がり2位以内だった。次は新馬戦2着以下に敗れた優勝馬を見ていこう。

未勝利は3戦以内に上がり1位で脱却を

新馬戦を勝てなかった優勝馬が何戦目に未勝利を勝ち上がったか調べてみた。

モズカッチャン:3戦目
チェッキーノ:2戦目
シングウィズジョイ:2戦目
デニムアンドルビー:3戦目

と、3戦以内に未勝利を勝ち上がっていた。またそれぞれの上がり3F順位は

モズカッチャン:1位
チェッキーノ:1位
シングウィズジョイ:1位
デニムアンドルビー:1位

と、4頭全て上がり1位だった。

勝てる可能性があるのは10頭

以上より、「新馬戦連対」、「新馬戦上がり2位以内」、「未勝利を3戦以内に勝ち上がり」、「未勝利戦を上がり1位で勝利」の4つの条件で特別登録されている15頭を分析してみた。

評価の高さで色を塗っている。評価はオレンジ>黄緑の順とする。まず「新馬戦連対」、「新馬戦上がり2位以内」かどうかを確認する。その結果、「新馬戦勝利」かつ「新馬戦上がり2位以内」なら最上位評価とした。また「新馬戦勝利」だが「新馬戦上がり2位以内」でないなら、2番目の評価とした。

そして「未勝利を3戦以内に勝ち上がり」かつ「未勝利戦を上がり1位で勝利」なら、これも最上位評価とした。ソーダズリングは「新馬戦連対」、「新馬戦上がり2位以内」も満たしており高く評価できる。

以上より、イトカワサクラ、キミノナハマリア、クイーンオブソウル、ソーダズリング、ティファニードンナ、ドゥムーラン、バロッサヴァレー、ピクシレーション、ブライトジュエリーの9頭を優勝候補、つまり暫定的な本命候補に挙げることにする。

15頭から9頭に減っただけ・・・しかも勝ち馬の分析なのに。さらに分析をして絞れればよいのだが。

今回はこの辺で。
ここまで読んでいただきありがとうございました。

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