内間直子 「初静岡、日本の風景を見に（1日目）」
はじめまして。沖縄から参加するインディペンデント・キュレーター（企画者）の内間直子と申します。今回、初めて訪れる静岡には東京経由で夕方ごろに到着しました。（トップの写真は買い出しに行った地元スーパーです）
沖縄からは朝一で出発したのですが、まさかのモノレールの故障による遅延で、那覇空港まで駅からタクシーも捕まらない状況でした。そこで、気を取り直してバスに飛び乗り、途中タクシーに乗り換え、ギリギリ飛行機の搭乗時間に間に合い、無事に到着できました。少しスリリングな滑り出しですね。
車社会の沖縄では、普段から公共の交通機関を使う機会は少なく、モノレールが20分以上遅れるという滅多にない機会で、とても勉強になりました。そして到着した静岡県小山町（おやまちょう）も沖縄と同じく車社会のようで、事前に想定していたよりも公共交通機関での移動は大変なようです。。。
お迎えに来てくださった「Atelier Monte Piccolo」ホストのWワタナベさん（えりさん、たつおさん）にお会いして、繰り広げらた会話は以下のとおりでした。
「どこどこへ行くにはどうしたら良いか？」
「歩くとどのくらい（時間が）かかるか？」
などの不毛なやり取りは、どこかで繰り返し経験したことがあると思ったら、私が沖縄でホストとして受け入れる際のアーティストやリサーチャーとのやり取りと、ほぼ同じ内容でした。笑
「郷に入れば、郷に従え」と、覚悟はして来たので、普段の車社会とは逆の立場（旅人）として、少しの不自由や不便さを味わいながら、できる限り歩いたり、公共交通手段や自転車を使って、普段見たことの無い景色を求めて、チャレンジしてみようと思います。
今回のMAW（マイクロ・アート・ワーケーション）で一番の楽しみは富士山を見ることです。これまでの私の生活や活動拠点の大半が沖縄かヨーロッパなので、すっぽり抜けてしまっている日本人としての感覚を静岡県小山町での経験で補ってみたいと思います。また、もう一つ楽しみは富士山を眺めながらの温泉（お風呂）です。
ちなみに、南の島（沖縄）からお上りさんの私はお昼前に東京に到着し、知人のキュレターにご紹介いただいた展覧会を見て、出会った人とゆんたく（おしゃべり）しながら夕方ごろに小山町に到着しました。那覇空港〜羽田空港〜新宿バスタ〜東名足柄と三回の乗り継ぎは、予想以上に、快適で楽でした。
あまり夜遅く到着すると景色が何も見えないので、少しまだ明るいうちに到着できて良かったです。富士山にはまだ対面できてませんが、明日はきっと！！
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