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のばなしコン「街に生きるひとたち(6日目)」

本日9/24(火)は元々予定されていたラジオ出演&アーツカウンシルさんとお話し&タウンミーティングを中心に。



みしま未来研究所

午前中は前から気になっていたみしま未来研究所へ。


しばふ広場の奥にカフェスペース

ここむすび キッチンカーが広場入り口に出店。店主の貴子さんと少しおしゃべり。発酵玄米おむすびごちそうさまでした〜

窓カバーのおむすびは神経衰弱ゲームになってる!

⇩ここむすびのInstagram

おむすび買って奥のカフェでお茶しながら西島さんからお借りした「マグメル深海水族館」を

コミュニティFMボイキュー

そうしているうちに西島さんのお迎えでラジオ生放送へ。

10分弱でこれまでの活動紹介と三島・清水で体験したこと、これからの活動についてのお知らせもさせていただきました。

増山さんは来週ということでこの後収録していました。

このマイクロアートワーケーションのあとには富士市の吉原で9/26(木)「米澤一平×のばなしコン ほんいちで聴くナイトサファリ」というタップとダンスのセッションイベントと

静岡市では9/28(土)にWSも。

夜のタウンミーティングまでの間は自由時間ということでgiwaで会った菜の花みたいにかわいい三島ボーイのかいせい君(とても良くしていただき、本当にありがとう)におすすめされたラーメンやんぐへ。

ラーメンやんぐ

魔法のラーメン(鶏白湯)

ラーメンとグッズの販売のお店で、DJもしていました。私がたまたまgoatのTシャツを着ていたのを見つけてくださってしばらく2010年代のプログレ談義に。nisennenmondai、goat、空間現代の話をここでできるとは。本当に嬉しい。
オリジナルフレグランスミストも購入。ラブリー!が溢れるお店でした。

本町レンタルスペースでの再会


一旦宿に戻ろうと商店街を行くと先ほどのここむすびの貴子さんとそのお友達が本町レンタルスペースのキッチンカーで井戸端会議中。「ラジオきいたよ!」と声かけていただき、しばらくお茶することに

アイスチャイ
スリランカカレー大好きだけどもうおなかにはラーメンが鎮座。無念。

ありがとうございました!


宿に戻り、お借りしていたマグメル深海水族館を読み切り、サントムーン柿田川へ徒歩。途中に葛湯のお店があったので寄ると黒柴の看板犬ちゃん!ひとしきりなでなでして葛湯を6個購入。

アーツカウンシルしずおかとフィードバック

そしてサントムーン柿田川へ。

今回たくさんサポートしてくださったアーツカウンシル静岡の若菜さんと増山さんの対話。

正直なところ、ただアーティストが滞在することに予算をつけてもらっていること、このnoteの旅人日誌以外は特に成果物は問わないことに私は疑問はあった。自分たちの収めている税金がこんなわけのわけらない事業に使われるなんて、と思う県民もいるんじゃないか・・・
私はこれまでさまざまな地域で公費で公演活動などをしてきました。これには少なくともその公演に行きたい!と思っているお客さんがいるからそこの地域に貢献する活動として成り立っている。だけど今回のマイクロアートワーケーションについては正直、こんなにいろんなサポートをしていただき、いろんなところに行かせていただき、会わせていただき・・・これをどうお返しすればいいのかわからない。若菜さんは「地域の人がアーティストに出会えることで種子を撒いてみんなが表現者になる未来を目指しています。」とはいうけど・・・
これは本当にお金を受け取ってしまってもいいのだろうか・・・旅が終わりに近づくにつれて何もできていないじゃないかと焦る。だからといって軽率なことはしたくない。
地域にチョロっと来て軽率にこの土地での経験をテーマにこういう作品をやります!みたいな企画はよくある。そして私にはそういった芸術家たちの態度がとても浅はかに見えることが多々ある。私はそうなりたくない。

少なくとも私はこれからも静岡での活動で地域に生きる人たちに喜んでもらえる活動を(これまで静岡市や富士市での公演やWSを喜んでくれた人、継続的に招致してくれている事実があるのでここは自信を持ちたい)続けるから、とにかく今回は街の人たちに会うこと、地域のこれまでの活動を知ること、町でお商売している人たちとお話しすること、楽しむことをテーマにしよう!と決めて来ました。
それでもこの罪悪感みたいなものはあります。それらをのんだ上で続けていきます。それは清水町や三島に直接ということではないかもしれません。でも静岡県での活動をだれかに楽しんでいただけるようにしていきますので。

タウンミーティング

そしてタウンミーティングへ。正直私が今回の旅で街の皆さんに提案なんて軽率すぎて出来ないので、こういうことしていますよ。の紹介ぐらいになってしまう。
西島さんが「コンさんが獲ったアミモンガラが幼魚水族館に仲間いりしたんですよ!」とたくさんフォローしてくださるし若菜さんも沢山フォローしてくださるけれど「自分、なにも仕事してない!」な事実が丸見えになるだけであらためて自分に愕然とするばかりです。でも私は静岡での活動を続けますのでこのやるせなさを乗り越えたい。


海から陸への環境変化が腹筋の成り立ちです!と実演中。

打ち上げ会

柿田川湧水公演の芝生にかけてきたことをエスパルスの清水さんからお聞きしたり

GiGOの店長の太洞さんもどれだけ子供たちに貢献して、経済効果も(あまりにも凄すぎて周りの経営者などがびっくりする数字)これだけ出してきたかをお話ししてくださった。

こんなにわけわからん私達を自由に連れ回していた西島さんだってサントムーン柿田川の支配人で、巨大商業施設を運営すること、地域活動をすること、事業を持ってきたり応援したりすることの一端をこんな私に見せてくださった。ただの一市民でただの弱小個人事業主には絶対に触れることの出来ない世界をほんの少しみることが出来た。

これから和歌山でどうするべきかの相談もさせていただいて、これがどう自分のこれからにつながるかはわからないし、私の生活拠点、和歌山に持ち帰ってできることがあるかはわからないし、全部やり切れるかなんてわからない。本当に自分の無能さに呆れる。

衰退していく紀南でどうするべきなのか。

これらについては思うこと、悩むことが多すぎて私一人ではとても抱えきれません。今日はこのくらいにしておきます。和歌山に限らず、思い当たることがある方はご連絡いただけると幸いです。

saitohcon@gmail.com


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