西松秀祐 「対話 / 南伊豆4日目」
午前中は今回のマイクロアートワーケーションのホストを務めるゲストハウスのローカルローカルさんにて地域住民との意見交換会が行われた。ワーケーションに来ている韓さん、鈴木さん、自分、南伊豆から和さん、村瀬さん、山口さん、ローカルローカルから伊集院さん、渡辺さん、アーツカウンシルの立石さん、それぞれ自己紹介や活動などを話す。ホストのパシリテーションや、住民の方の相槌の上手さ、それぞれに対する好奇心、などさまざまな要因が重なって2時間の交換会は和やかに濃密に過ぎていった。
内容は個々本当に面白かったが、個人的に面白かったのが、屋号について、ローカルの強さ、言い方を変えると排他的な要素と共助の考え方について。トコロテンピック、などなど、個々の活動の話からいろんな議論が生まれすごい楽しかった。そのあとは旅人の韓さん鈴木さんとアーツカウンシルの立石さんとベトナム料理でご飯を食べ、昼からはローカルローカルの伊集院さんと下賀茂を少し散策した。三島神社、クスノキ、地元の方専用の温泉、531Coffee&Bakeなど。道をあるきながらワーケーションのホスト側のモチベーションみたいなことも聞きながら歩けたのはすごい良かった。
531Coffee&Bakeでは樹木医の旦那さんがいらっしゃって、樹木医という仕事について話を聞けた。樹高の測り方など、さきほど三島神社で見たクスノキについても僕の感想、大きい!とかではない視点、根つぎなどの具体的な樹木の治療法、天然記念物や御神木を守っていくときのプレッシャーみたいなもの。などなど。注文したエスプレッソと炭酸、柑橘が入ったエスプレッソスカッシュ?はとても飲みやすく、未知だけど心地よいその味が、樹木についての興味と相まって、知らない世界がすこしづつ開いていく感じがマッチしていた気がする。
アート村へ
アート村を案内してくれる縄文土器などを制作している作家の島川さんと伊浜のガソリンスタンドで待ち合わせた。電話越しでしか話していなかったので、どんな人が待ってるのかなと思うと、すごい気さくなおじさんが出迎えてくれた。村には数人の作家の展示、作品が点在していた。元別荘地が20年前ほどからアート村になっていったそうだ。これは熊の彫刻だけど、誰もクマに見えないって言うんだよね〜とすごい楽しそうに話す島川さんは笑顔がとても魅力的な人だった。
そのあとは上賀茂の古民家野草喫茶kamochayaさんで行われているハロウィンパーティーに。妖怪たちが提供している凄い美味しそうな料理。全て500円。でも1000円しか持っていなかったので、お酒2杯分を確保するため、食事をあきらめた。DJもあり、お酒もすすみ、話し込んだ男の人が世界の古武道研究家兼、キャンプ料理家で、聞いていくとどんどん引き出しが開いてく感じが面白かった。8時半ごろにハロウィンパーティーはおわり、そのあとローカルローカルに戻り飲み直した。
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