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山田洋平「生活をすること」龍山町7日目最終日

朝、気持ちよく目覚められること
昼、仕事をがんばれること
夜、安心して眠れること
 
辛い労働の中にも楽しみを見つけられること
自分の手が余ったら人を手伝えること
誰かのために道を掃除しておけること
 
仲たがいをしても一緒にいられること
仲間にいれてあげられること
一緒にご飯を食べる相手がいること
 
欲を言えばキリがないし、未練ってものは尽きない。
 
でも生活をすること。
なるべく丁寧に生活をすること。
なるべく笑っていられる時間を増やす事
 
この土地の人々の笑顔の奥に、一つの境地に達している精神性をみました。
ここに来る前に出会いたかった美しさに自分は出会えたのでしょう。


7日間の滞在も終わりました。
自分の日記は個人の旅行記や、観光・地域案内にはなるべくせずにその奥にあるものは何かを考察するものだったので、読みにくい・何を言ってるかわからないと思うものが多くあったと思うし、楽しく読めるものでもなかったかもしれません。

しかしアーティストという肩書の元ここに訪れている以上、自分は自分の視点をしっかり伝えねば訪れる意味が無いので、このような書き方になりました。これから14日以内にまとめ文章を書きますが、その内容はもっと報告書的なものになるかと思います。

固いかもしれないけれど、これはお世話になった方々への自分なりのお礼で、この企画全体に対するお礼で、将来ここに訪れたりこの土地で何かをしようとする方々へのエールであり参考となる事を願い書き残すものです。

7日間ありがとうございました。

山田洋平

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