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新井厚子「市之瀬、坂道立ち話。そして商店街とお芝居」(5日目)

快晴、滞在先の市之瀬散歩。石垣の間の道を歩いて登ってみると、上の方までお茶畑。
畑で玉ネギを植えるおばあちゃんと立ち話。昨日喋った大工さんも出てきて陽だまり一休み。

坂の下で改装している民家の大工さんと立ち話。

坂の登り口の民家は、元は鍛冶屋だったそうです。鍬とか鎌とか農具を作っていたんだってな。山の村、何でも一通りあったんやね。ポカポカ日の当たる坂道、畑仕事の人、出てきて散歩する人石段や小道が社交場。

ビク石と塹壕のバス停がかっこいいね。お茶をとるかごのビクの形からきているらしい。
焼津小泉八雲記念館の展覧会

郷土資料館と、隣町の小泉八雲記念館へ。小泉八雲がこの辺りに関係していたのは知りませんでした。ギリシャ生まれのアイルランド人で、生涯、旅をしてきた作家。ここでどんな風景を見ていたのでしょうか。

商店街のお店の2階、白子ノ劇場。素敵な区間が広がってました。

レジデンスはスケジュールいっぱい(へへ)白子の商店街にある白子ノ劇場でお芝居を見ました。
以前、小劇場が大好きだった頃に見たお芝居の戯曲や、本がいっぱいあって嬉しくなってしまいました。
商店街に、こんな劇場がちゃんとある街、いいなあ。代表の山田さんが「いいものを続けていけは、見ていてくれる人はついてくる。」というような話をされていました。ほんと、まともなことにもう一度頷きます。
古い商店街、さまざまな物語がシャッターの向こうにあるんやろな、とサッカーボールをデザインされた街灯を見ながら思います。

 は!よく見たらサッカーボールの街灯やないか!

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