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安里槙「御殿場3日目」

起きたら宿に一人。みなさん御殿場市の一大イベント、アートクラフトフェアのアークラ大サーカスにすでに出かけた様子。昨夜も午前0時頃まで仕込みをしてたので、ただごとじゃない気配を感じ取っておりました。

ゆったりした朝。宿のチラシコーナーで情報収集、観光協会でもらってきた地域案内にも目を通す。少し散策に出かけ、おすすめされた渡辺ハムでメンチカツ買って食べ歩き。向かいのはしもとフラワーにふらっと入る。多種の植物でにぎやかな室内。花に目がいく。レモンみたいな実が枝についてたものがなぜか目を引いた。
あれは何という植物なんだろうか。


御殿場駅西口周辺は花屋が多い。スナックや飲み屋はそれよりも多い。


働く渡辺ハムの方々
「いらっしゃいませ」


駅前で知人の車を待つ。

沖縄の芸術大学にいた頃からの知人で静岡県在住の彫刻家、堀さん(昨年のマイクロアートワーケーションに参加)到着。駅の東口で到着を待っていたら、西口に到着した。堀さんはそういう人である。どこにいる、わからない、何が見える、交番が見える、交番は西口。


アークラ大サーカスへ向かう。会場は富士山への道中にある国立青少年交流の家というところなので標高が少し高い。気圧の変化で偏頭痛が出るので、肩・眼の奥の圧の変化から気圧の変化を感じ始める。


駐車場入り口に着くと満車。まあ予想はしていた。富士山五号目にある臨時駐車場へ向かう。着くと会場行きシャトルバス待ちの行列ができている。予想外だった。
しょうがないので列に並ぶ。標高上がったので肌寒い。後ろの人の話し声が聞こえてくる。


「次のシャトルバス乗れなかったら、その次くるのは1時間後らしいよ」
防寒着は持つべきだった。


並びながら、Uberでピストン輸送もしくは暖かいもの出すフードバスなんかどうか、と話をした。堀さんはたぶん来年Uberドライバーになり臨時駐車場周辺にいることでしょう。

堀さん、来年はUberで荒稼ぎだ



イベント会場内は大盛況。出店数の多さとジャンルの多様さに圧倒された。
ホストメンバーの勝呂さん・mayaさんらのお店を見たいと会場案内図を見て初めて、出店名を聞き忘れていたことに気づく。


サーカスにやってきました


見当つかなかったが、フードコーナーへ着くと一際目立つ看板ですぐ発見。その名はドリロコス(後日修正:Jp's dorilocos でした)。看板などはmayaさん作。堪能しました。


御殿場ボーイよ我々の集合写真に映り込んでおるぞ。そんなことしてるとnoteの記事にあげちゃうぞ



その後、会場ボランティアをしている旅人滞在の櫻井さん・ホストメンバーの森岡さんも発見。ご挨拶。


寒いなか朝からお疲れ様です



サーカスで使うようなサイズの大きなテントが目に入る。あれ私物かな、まさかそんなわけないでしょ、森岡さんあれって私物じゃなくてレンタルですよね、私物らしいですよ。世の中にはサーカステントを私物として持っている人がいる。自分の常識の範囲の小ささを思い知った。

私物のテント


櫻井さんと夕方に飲む約束を取り付ける。出演バンドNETWORKSの演奏に聞き入る。

帰路の途中、Gotemba Apartment Storeを再訪。堀さんに内装の様子を見てもらい、彫刻家の視点から展示スペースや建物全体の印象などの感想を聞く。


帰路で彫刻家にお尋ねしました
「堀先生、あの彫刻は何を表現してるんでしょうか」「わかんない、馬かな」


堀先生を絶景にお連れしました      オーナーの森谷さん 休日のご対応ありがとうございました


宿へ戻り、チームドリロコスのみなさんとしばし雑談。櫻井さんの到着を待ち、mayaさん、堀さんらと居酒屋へ。


今回の旅も折り返しに近づき、交流の質も段々と深まってきたような感じがします。話す内容も一段と深まり、いい時間になりました。


おい堀さんよもういい大人なんだからマスクにコーヒーこぼしたまま知らないふりしてつけるのやめよう


堀さん遠路はるばるありがとうございました。これを機に御殿場市の皆さんとも是非お近づきになってください。ゴテンバアパートメントで展示もやりましょう。
清水区の断水時に、自分の家よりも被害の大きかった所へボランティアに行った話にはぐっときました。死ぬまでに一度の富士登山も忘れずに。


森岡さんは無事に無くした車の鍵を見つけられたのだろうか。(11/6, 04:46)