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石黒健一「ISOLA、ジャージーの森、静岡の旅は続く(7日目)」


最終日の7日目は久しぶりにゆっくり起床する。ISOLAは昨年2021年に大企業の保養所をリノベーションしてオープンしたワーケーションのための宿泊施設。朝風呂の後、溜まっていた仕事を片付けるというワーケーションらしい朝を過ごす。広大な屋上からは朝の日光で輝く相模湾が一望できた。

オーナーの清水隆志さんは日中交流を目的としたシェアハウスを東京で運営されていて文化交流に関心があり、ISOLAでもアーティストインレジデンスができないかと構想をお話ししてくださる。

伊豆高原の最後に薄羽さんが教えてくれたジャージーの森へ伺う。富士宮の牧場いでぼくの牛乳を使ったソフトクリームは濃厚だけどさっぱりとした舌触りであっという間になくなる。旅のお供にソフトクリームは欠かせない。

鉄の彫刻も手掛けるオーナーの前野さんのお話をもっと聞きたかったが、早々と仕事のため店を後にする。伊豆高原に戻ってきた時には必ず再訪したい。

マイクロ・アート・ワーケーションでの伊東の旅は7日目を最後に終わるが、この後も一週間ほどの時間をかけて熱海、沼津、掛川、袋井をめぐり様々な人を訪ねる予定。この後の旅については私が所属する山中suplexのリサーチの一環として行い、別の機会に発表する。