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草野冴月「カフェとまちあるきと星空(4日目)」

旅人▶︎草野冴月
滞在地域▶︎松崎町

マイクロアートワーケーション滞在4日目の草野です。今日は中心地と海岸を自由散策しました。

朝ご飯を「Costa Forno(コスタフォルノ)」さんで買って松崎海岸へ。朝はまだそこまで気温が高くなく、日陰は風が通ると涼しいくらいでした。

日陰を見つけて階段に腰掛け、塩パンとクロックムッシュとチーズとトマトの美味しいやつ(名前うっかり忘れましたすみません…)を食べていると、次第に周りは家族連れのテントで埋め尽くされていきます。

やや視線が痛くなってきたので、少し端の方へ移動。それからしばらくボーッと海を眺めていました。気づけば1時間くらい経っていてびっくり。

こんなに落ち着いて水平線を見ていたのはいつぶりだろうなあ。良い時間でした。

海岸線。まだ人は少ない時間。
100円クロックムッシュ。ハムとチーズは正義である。

腹ごなしに、なまこ壁通り周辺を散策。
2日目に「松崎町にある歴史文化財をめぐりながら、各所で短めのお芝居を見る。どの順番で見ても良いが、すべてのお話を見ると全体が繋がっているお話だと気がつく」という企画を思いついたのですが、実際に歩いて巡るとどのくらいかかるのかを実体験してみました。

伊豆文亭
文亭の中は広くて良いステージになりそう…
中瀬邸。残念ながら時計塔が工事中。
草野は工事中にあたりがち。
中瀬邸内部。会議にも使えるそうな。
中瀬邸、渡り廊下。夢がある。
浜丁さんの庭。

汗だくになったので、土日のみ営業している「浜丁」さんのカフェで一服。

水出しコーヒー。さっぱりしていてとても美味しい!
甘夏かき氷。甘夏のシロップ漬けが乗っている。
美味しすぎて全部飲んだ。

オーナーの渡辺さんが楽しい方で、気づけば1時間半以上お喋り。旅人をしていると、こういう出会いが嬉しいなと思います。
渡辺さん、竹藪だった「浜丁」を2年かけて手入れしたのだとか!素敵なお庭でした。。。

実際に歩いてみて、「伊豆文亭」「中瀬邸」「浜丁」「近藤生家」あたりをぐるりと歩くなまこ壁の観光コースが、お芝居をつなぐ道になったら面白いかなと思いました。

……いけそうでは?

次に、渡辺さんにおすすめしてもらった松崎海岸の先にある弁天島へ。100段の階段を上がって参拝してから、島の外周を歩いてきました。

……いや、山のぼりだが?!
外周200メートルと書いてあったので油断しました。散歩のつもりで行くんじゃなかった。そこそこ舗装はされているけれど、割と山道でした。
でも、ずっと海が見えて、潮風が吹き抜けていて、暑いけど、めちゃくちゃ暑いけど楽しかったです。

階段を登った先に祠
外周…とは…。
手すりとコンクリの階段があるのはここくらいよ…

また汗だくになったので、今度は「jade cafe」さんでエスプレッソアフォガードをいただきました。
松崎のカフェ、良すぎる。

我慢できずにひと口食べてしまった。

カフェを題材にした脚本もいいですね。

今日からのお宿にチェックインしたあと、ずっと気になっていた「サルーテ」さんで金目鯛のペペロンチーノを食べ(おかわりしたいくらい美味しかったです。)、大沢温泉に入って、帰り道でふと空を見たら星空が!!!!
思わず海岸まで車を走らせて、朝と同じ場所でしばらく星を眺めてきました。
肉眼で天の川を見たのは久しぶりです。

サルーテさんのペペロンチーノ。
パプリカの手打ちパスタもバケットも全て美味しかった。

今年のクリスマスに星をモチーフにした芝居を静岡でやるので、その前に本物の星たちに会えてよかった。
iPhoneのカメラでは撮影できなかったので、ぜひ松崎へ。すっごかったですよ。

それでは、今日のセリフを書いて終わりにします。
明日も自由散策です。どこに行こうかなぁ。


「家も庭も道も、人が住んで手を入れなければ、すぐに朽ちてしまうものだ。古いものが残っているということは、誰かがそれを守ってきたということ。歴史というのは、人の営みそのものなんだね。」