戸井田雄「7日目を振り返る」

最終日に7日目とまとめをまとめて記載した所、7日目とまとめは別にしないとダメというご指摘をいただき、2週間以上経過してから7日目を振り返ることに、、、

さて、何をしてたっけ??

確か、早朝に起きて、暗がりの中本当に進んで大丈夫か良く分からない道を走って、朝日を見て、早めに出発するつもりが何かが終わらず、予定より遅れて稲取を離れた記憶はある。


さて、、、どうしようと思い、一緒に稲取で滞在した旅人の皆さんの最終日の日記を読んでみるが、ついつい他の日の記事も読み直してしまい、気づけば時間だけが過ぎている。。。

しまいには「そもそも、7日目のことを今から書くことに何の意味がある!?」など思い始める始末だが、ふと「これはこれで、大事な気づきなのかもしれない」と思った。

「芸術の価値は後から決まる」という点に関しては、良し悪しが議論される話題でもあるが、文化的な評価軸以外の視点に立つと、個人的にはそれは良いことだと思っている。
何故なら、価値をひっくり返せる機会と許しがあるのだから。

滞在から2週間以上経ってから、この7日目の記事を書いているが、自分はこれから2週間などではきかない、本当に長い時間をかけて、この7日目の滞在の価値を作っていくのだろう。

それは7日目だけでなく、7日間の滞在全てに言えることでもあるが、この滞在とマイクロアートワーケションの意義を決める一つに、これからの自分の活動が関与すると思うと、ほんの少しの腰の重さを感じつつも、ワクワクする気持ちと背筋を正す感覚もあり、それを大事に改めて熱海で活動を展開しようと思えた。

ただ、そんな決意より、この場で書かないといけないことは、、、アーツカウンシルしずおかの皆さま、要綱をちゃんと読んでおらず本当に申し訳ございません!!!!あと、来年は旅人とホストの両方で応募しようかな、、、などと、こそっと思ってますので、今後とも懲りずによろしくお願いいたします!!