櫻井麻樹 「戻りたい場所に変わるとき（7日目）御殿場」
目が覚めたのが 7：15分・・・
朝起きれ・・・なかった。
パール富士を見ようと思ったけど力尽きました。
⚠
パール富士（パールふじ）は、富士山の山頂部と満月が重なって生じる現象である。
今日の朝5:50分くらいに富士山を見るとこのパール富士現象が見れるという日でした。、咲くですかね。なと旅人3人誰も見れず力尽きました。
唯一 美音子さんのみ 寝坊したけど月が沈んだあとの朝焼け？をみたとのことでした。
パール富士は見れませんでしたが、旅人3人、有難いことに朝からエフエム御殿場富士山GOGO FMさんにラジオ出演させてもらえることになってました。
御殿場に1週間滞在してどう感じたのかなど、3人で話をさせて頂きました。
美音子さんはお世話になったFrolicのお花屋さんのこと、僕はアークラ大サーカスの事、安里さんは富士山の見える場所でのゆったりとした生活時間についてなど、楽しい15分間でした。ラジオ収録を終えて、みんなは一度マンテンゲストハウスに戻り、僕は気になっていたパン屋さん 「こむぎ」さんへ
朝早かったので、まだパンが全種類出てきてなかったのですが、出来たてホヤホヤのパンがたまらんかったです！
パンを食べて、マンテンゲストハウスに戻り、皆さんと少し話して、そしてお別れのとき・・・
の前に・・
やり残したことがありました・・
バス旅で山の方に行きたい！
このままじゃ、帰るに帰れない。
というわけで、山の方に行くことを決めました。
富士山の方に行くか・・・？
いや
あえて箱根の方だ！
あえてがよくわからないが乙女峠あたりを目指すことを決める。
マンテンゲストハウスで準備をして
荷物はまた取りに来るので、もう一度戻ってはくるが、おそらくこれでお別れになるであろう、
勝呂さん、まこぱさん、美音子さん、ろくはりさん(あだ名です)、鮫島さん(前回の旅人、昨日泊まってました)
に挨拶をする。
JPさん、Mayaさんには挨拶できなかった・・残念だ。
恵梨華さんにはラジオ帰りに会えて挨拶はできた。他にも挨拶したい人は頭に浮かぶが・・仕方ない。
あっ、安里さん・・は先に温泉目指して自転車でふらっとでていったのでまあ良しとしよう。
皆さんと「かっこよく」お別れし、駅前に来たはいいものの、箱根方面のバスは朝一と夕方しかない・・
富士山方面にかえるか？
でも、そっち方面もバスが微妙だ・・
諦めるか？
しかしカッコ悪すぎて、バスがありませんでしたとは帰れない・・
なにかないかと探していると、向こうの方から小さめのバスが、乙女森林公園行・・・ということは乙女峠方面だ！
きたーーー！
バスの運転手の方に聞いてみる。
すぐに出るよと、そして帰りの時間もちょうどよい時間だ、そして無料だ！！
実はこの旅人期間中は運が良い。2日目に、厳島神社、二岡神社、新橋浅間神社、九頭龍神社などなど全部お参りしたそのご加護か・・
目的地まではバスで20分。
散歩をするか、温泉行くか、その他の選択肢があるのか？着いてから考えよう。
少しずつ外の景色に木々が増えていき、坂が増えていく、途中に温泉を2つ通り過ぎ、乙女森林公園第2キャンプ場につく、ここからなら温泉にも行けるし、展望台まで歩いてもいけるようだ、そうと決めたらまず登り坂を登っていく、早くもきつい・・が自然の中は気持ちいい、人との交流も良いが、最後は自然を満喫して帰ろう。
展望台まではそんなに遠くはなかったが、坂がきつく久々の山登りは足腰にもろにひびきましたしかし展望台までの道は涼しく、空気もよく、天気も良く最高の時間でした。
展望台へ到着する、少しの達成感はある。 空が近く、富士山が綺麗だ。
少し富士山を眺め、山を下る。
途中でおばあちゃんの二人組が登ってくる。
挨拶をかわす、地元の人みたいで、散歩に来ていたそうだが、この道があったことを今まで知らなく、今回来るのが初めてだったとのこと。
これだけ長く暮らしている方が知らない道を自分が歩いているとわかると少しの優越感が生まれる。
おばあちゃんはここで引き返そうと思っていみたいだが、この少し上に開けた場所がありますよ、というと、「じゃあもう少し頑張ってみようかしら」と登り始める。
ここでおばあちゃん達と分かれる、こんな少しのやり取りが何か嬉しい、
そのまま最初にたどりついたキャンプ場
を通り過ぎ、少し歩いて温泉へ。
山を少し登ってからの温泉。
これも贅沢の一つ。
昼間だったのでお客も少なく貸切状態。
目の前に富士山がどーんとみえる最高の場所。
でも、富士山も良いが、一番良かったのは程よく出ている白い雲、見上げると、近くて、ゆっくりと動く雲が何か情緒があり最高でした。
風呂→サウナ→水風呂→風呂
を楽しむ。
そして
いよいよ最後の旅、バスに乗って御殿場駅まで戻り、マンテンゲストハウスへ。
会えないと思っていた、Mayaさん、そして鮫島さん、安里さん(こちらも温泉を楽しんで戻ってきてました)
いらっしゃった皆さんに挨拶して、マンテンゲストハウスを後にして御殿場駅へ。
御殿場駅に一週間前に着いたあの少し緊張感のある自分とは違って、少し満たされた自分、愛着が湧いたこの場所、また戻ってきたいと思える場所になりました！
ありがとう御殿場。
ありがとう富士山文化ハウスのホストのみなさん。ありがとう関わって頂いたみなさま。
また戻ってきます。
