鋤柄ふくみ「森町8月14日(7日目)」 2 アーツカウンシルしずおか2022 2022年8月14日 21:59 寝坊をして、起きたら日が高かった。晴れ。 朝ジェラート。今日は「スルガエレガント」という柑橘と、上に乗った「スト ロベリーミルフィーユ」 天宮神社。 舞楽、この舞台で舞うのだなぁ。見にきたい。 御神木のナギ。雷が直撃して木の中心が焼けてしまったのに、外側だけになっても⻑い年月生き続けている。近くの太い木が根こそぎ倒れても、この御神木は不思議と倒れないのだという。 井戸。メジャーを垂らして計ってみせてくれた、水面までは3メートル、水の深 さは4メートル。蓋を開けて見せてくれた時、井戸の奥に自分が映っていて、一 瞬どうなっているのかわからなかった。水面がピターっと止まっていて、まるで 鏡のようだった。 「クチナシの池」。こんなところに水が湧くはずがない、というような所に池があって、昔から人々に不思議がられているという話を昨夜教えてもらった。 でいだらぼっちの足跡という逸話もある。(記憶、間違っていたらすみません) 神社の側面にあった絵。どこにも情報を見つけることができなかったが、戦争で闘う軍人が描かれていて、右下に「名古屋市〇〇町」と文字が読める。 天宮神社の高台からの眺め。ゲストハウスのあったまちなかの通りが神社までまっすぐ伸びているのが見える。 「歴史の散歩道」。先日私が登ったのは、序の口だけだったということがわかり再訪。今日は八形山の山頂を目指す。 前回も感じたけれど、歴史の散歩道は歩き始めた瞬間から涼しい。隣に水が流れ ているせいか、風のせいか。 白いキノコ。 赤いキノコ。 みほとけの道。通り道の両側に小さな石像が並んでいる。 この方、笑ってるみたいだ。 無事に頂上にたどり着いた。 ミミズ。これまでの人生で出会った中で一番大きいかもしれない。手を二つ繋げたくらいの⻑さ。小さな蛇くらいの大きさがある。 風があまりに気持ち良い。 蓮華寺に、とぼけた顔の犬がいた。 ウサギとニワトリも。 「山田七郎左衛門の墓」という看板につられて裏山を登って行った。 塔と墓があった。不思議な空間だった。 古代遺跡のような。 森町を去る前にもう一度、小國神社。 賑わってる。 「御幸所」。前回見た時は気がつかなかったが、屋根が優しい曲線を描いていた。 反対側を振り返ると、逆のカーブを描く屋根があってこちらもかっこいい。 一週間滞在し、三倉とか鍛治島とか、地区の名前を聞いて森町の中の場所がだいたい分かるようになったし、産業や歴史についてもたくさん教わって、自分が住んでいる土地のことより詳しくなった気がする。森町で出会った人たちから学ぶものも多く、この土地に縁ができたことが嬉しい。私にとって愛着のあ る場所がまた一つできた。 森町、さようなら。また。 #アーツカウンシルしずおか #MAW鋤柄ふくみ 2