鋤柄ふくみ「森町8月１０日（３日目）」
朝の散歩。
蛇、まだ寝ている。
泊めてもらったホスト宅のライラさん。
水の近くまで降りられる場所を教えてもらって行った川。
冷たい川の水に足をつけて座っていたら、雨がパラパラ降り出した。
面白そうな道を見つけたので、車を降りて歩く。
苔！
登りたいハシゴ。
川のごうごう流れる音と、蝉の声だけを聞きながら。
Googleマップも圏外になって、気が付いたら掛川市にいた。
いろいろなところからちょろちょろと水が出て、川に流れ込んでいる。
歩いていると不意に涼しい空気に出合う場所がある。川からすーっと冷たい風が来て、またしばらく歩くと元の気温に戻ったりする。
どの道も隣に川が流れていると感じるくらい、森町は川の印象が強い。雨の後だからか、少し白濁したエメラルドグリーンの水。
誰もいない道があったのでちょっとお昼寝。
オレンジ色のキノコ。
午後、日月神社でのお茶会に混ぜてもらう。地域おこし協力隊の２人が鍛治島地区の女性に色々なことを教わったりする会。この方がご馳走してくれた麦茶は手作りで、炭酸紅茶も美味しくて、博識で、持ち物一つ一つにも思い入れがあるのがわかった。格好いい女性だった。
リース作りを習ったり、鍋敷きの作り方を習ったり、縄の綯い方を教わったり。
夕方、日月神社をお参りして帰った。
とても趣のある神社。木々に囲まれているのに、おやしろは朝から日暮れまで光が当たるのだと聞いた。