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周逸喬「プラスチックは永遠に残しちゃうよ(3日目)」

10月27日
晴れ

自由行動の一日
ジオパークを続けて探索しようと思い、つい、伊東からはみ出てしまった!(すいません)

それは「伊豆石」のことを聞いていたので、石切場の跡である室岩洞まで車一時間半で走った。車の免許を持っていないため、同行者の東さんの車に乗せてもらった。(大変お疲れ様です)

一人であれば絶対入りづらい暗闇の洞窟である。入口は見えずらい急な山道で、下山したらすぐ洞窟が見えた。「彫刻をやる人間なら絶対ここに来るべきだ」っと、彫刻をやっている東さんが人の手でコツコツできた石切跡について熱心に語ってくれた。洞窟は暗いが、壁に付いているライトが照らす範囲内では、苔系の生命が成長している。それ以外は人力でできるとは思えないほど四角い石の部屋。各小さい空間の中に綺麗な地下水が溜まり、水紋が時々拡散して、インスタレーションみたいになっている。一周を周り、長くて狭い出口が見えてきて、まさかこれが本当の地中(の)美術館ではないか!

海の鳥居と呼ばれ、入口は小さい看板が結構見えづらいので、Google Mapに他の観光者が書いているコメントを必死に研究して、やっと辿り着いた。

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広大な海に立っているのは火山の根の一部で、マグマが冷え固まってできた岩礁である。しかし、よく見たら、岩場の上に三つの国がこんな形で遭遇している場面が多くて心が痛かった。

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