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嘉春佳「(2日目)」

朝起きて、ゲストハウスから天宮神社まで散歩してみました。

小國神社と対をなす天宮神社。

坂を登ったところの見晴らしが良く、夏休み!という感じの空。

歴史民俗資料館へ。
写っているEbikeをお借りして初めて電動自転車に乗り、あまりの軽やかさにびっくりしました。坂道をするする登れて驚き。
森町は山があるので木材がとれる→燃料になる→刀鍛冶が発展する。
川があるので物を運べる→鉄道ができて横の交通が増えるまで、縦の交通で栄える。
お茶が作られる→当時高級品として輸出されお金が入る。
など、地形や土地の在り方と密接に関わりながら発展してきた文化や暮らしの必然性を感じました。
栄えていた当時は古着が集まってくる場所でもあり、値段を付けて輸出していて「古着の街」と呼ばれていた時代もあったとか。(古着で作品を作っているくせに、知らずに来ました・・・。)

足踏み式ミシン。

昔の農着。いろんな布地が手縫いで縫い合わせてある。

ちなみに気になったのが「牛首」。「能率は上がらなかったと思われる。」のに道具として存在していたんだなあと興味が湧きました。何かを作る、そのためにまず道具を作る、ということが伝わってきます。

移動中。

cafe flatさんのかき氷を目指していたら通り過ぎ、良い眺めに出会いました。

ジュエリー作家のフランセスクさんにお話を伺いに行きました。
繊細でユーモアも感じるジュエリーやオブジェの数々。。。
森町の景色や暮らしからインスピレーションを得て突如閃いたり、夢をみて思いつくこともあるそう。今はジュエリーだけではなく、陶芸や木材など色々な素材と組み合わせたり、他の作家さんとコラボしたりすることも楽しいとおっしゃっていました。
私自身は、もともと「作品をつくる」ことを前提のように考えていた学生時代から最近少しずつ、展示だけを前提とせず、誰かの生活の中にもう一度戻っていくようなものづくりもしていきたいなと考え始めたところで、もともと職人としてジュエリーを作られていたところから森町に移住して、色々な作品に発展されているフランセスクさんだからこそのお話を伺うことができ、貴重な時間でした。

動く魚の作品まで!

最後に今日のゆる絵です。文章をまとめ切る自信がないのでこういう感じで残していこうと思います。
※二日目にして記事のタイトルが思いつかなくなりました・・・。一日充実していた証拠、、ということで思いついたら更新します!