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富士山文化ハウス「二度目のMAW」

こんにちは。富士山文化ハウスの森岡まこぱです。私たちは、去年のMAW参加のために立ち上げた団体で、メンバーは御殿場周辺の暮らす友人たちの集まりです。

ありがたいことに、今年もMAWのホストとしてアーティストを迎えることができ、これからの出会いをとても楽しみにしています。

正直なところ、今回のホスト募集要項には「本事業のホストを初めて担う団体を優先します」とあったので、「今年は無理かな…」と思っていましたし、当初は申し込みするつもりはなかったんですが(少なくとも私のなかでは)、締め切り直前にマンテンゲストハウスのオーナー勝呂さんから「MAW応募しないの?」と言われたことをきっかけに、大急ぎで準備しました。
普段、自分からそんなことを言うタイプじゃないのに「応募しないの?」ということは、つまりは「またやりたい」ってことなんだなと思ったからです。

昨年、秋と春の2回に分けて計4名のアーティストを受け入れました。基本の滞在場所はマンテンゲストハウス。みなさんには「ほかのホテルを希望するなら、ご自由にどうぞ」と伝えましたが、4名ともこの場所で1週間を過ごしました。その甲斐あってか、アーティストとメンバーに家族とも友人とも違う不思議な連帯感が生まれた気がします。

富士山文化ハウスのメンバーについて紹介します。

森岡まこぱ(On Ridgeline編集長)
勝呂恒介(マンテンゲストハウスオーナー)が中心になって、
森谷洋之(フジ建築設計事務所)、森谷雅美(Gotemba Apartment store)、写真家の鈴木竜一朗くん、アーティストのちばえんさん、デザイナーのMAYAさんが活動をサポートしています。

大枠のメンバー構成は変わっていないのですが、富士山文化ハウスの運営方針(?)として「できる人ができることをできるだけやる」をモットーにしています。この秋、御殿場市ではいろいろなことが起こるため、運営メンバーも入れ替わり立ち替わり、アーティストに関わっていくと思います。

昨年のMAWではコロナ禍での開催ということで、スケジュールも世の中の情勢によって調整が必要でした。
今回は、どうしても御殿場が盛り上がる時期に遊びに来てほしいと、11月3日〜9日でスケジュールを設定しました。

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秋、11月5・6日には、国立中央青少年交流の家でアークラ大サーカスが開催されます。事前に3名のアーティストにも連絡して、ぜひ遊びに行ってほしいと伝えました。
マンテンゲストハウスは、飲食店として出店予定で、現在猫の手も借りたいくらい忙しい様子。MAWアーティストの櫻井さんは私と一緒に運営本部のボランティアとして来場者を迎える予定です。

さらに、メンバーの森谷夫妻のお店「Gotemba Apartment store」も間もなくオープンします。
私もGotemba Apartment store内にオープン予定の「みんなの図書館さかいめ」の準備のため、慌ただしくうごいています。

また、「去年のMAWアーティストに連絡してみたら?」という勝呂さんの意見で、昨年度MAWに参加したアーティストに連絡したところ、「遊びにいくよ!」のメッセージが返ってきました。
拠点が宿ということもあり、宿泊者や滞在希望者に対して柔軟に対応できるのが私たちの強みでもあります。

とにかくメンバーが慌ただしい1週間です。富士山文化ハウスメンバー以外の、地元住民たちとアーティストの交流がキーになっていくと思います。アーティストのみなさんには、いくつもの場所を行き来して、私たちも思いもよらないような出会いをつくっていってほしいなと今から期待しています。