井原宏蕗「9/8_街巡り(7日目)」
河津滞在7日目。早いものでもう最終日。朝は小雨が降っていたが、次第に止んでくれた。一週間本当に天気に恵まれた。
荷造りをして、宿の中の片付けをする。楽しい時間を過ごせた分、帰る準備は寂しい。一週間ありがとうございました。なるべく綺麗にして帰りたい。
宿の外に出ると宿の庭にもイシクラゲがいることを発見。灯台下暗し。雨上がりだとやはり見つけやすい。最終日はイシクラゲをなるべく多く探して持って帰ろう。
せっかくなのでお外のお庭もなるべく綺麗にして帰りたい。
河津八幡神社
最後にみんなと合流して河津八幡神社へ。河津で最後のお参りをする。社の手前左右には河津出身の彫刻家である後藤白童(1908-1998)さんの作品で、河津三郎と曽我兄弟の彫刻が設置してある。左手の河津三郎の像はセメント造で制作年は不明。右手の蘇我兄弟の像はブロンズで1980年作。おそらく左手の像の方が若い頃の作品だろう。形の作りも曽我兄弟の像より甘めである。同じ作家の違うテイストの作品が左右に設置されている例は結構珍しい。(その後ネットで調べたところ河津三郎の像は1962年の作品だそうだ。)
神社の前にもイシクラゲ。雨上がりは見つけやすい。
旅人とホスト総勢4人でイシクラゲを探す。傍から見ればかなりシュールである。
聞くとホストの和田さんの勤務するバガテル公園にも、イシクラゲが大量にいるらしい。なんでも駆除の対象として話題になっているということなので今度採取しに伺いたい。
その後、河津町の他の場所でもイシクラゲ探し。結果的に、それなりの量になった。持ち帰って次の作品に使わせていただく。河津町ありがとう。